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醤油麹の筑前煮

【下準備】  鶏もも肉は3cm の角切り。ごぼうは乱切りにして流水し、アクを抜き ます。レンコン、人参は皮を剥き、一口サイズの乱切り。こんにゃくは一 口サイズにちぎり、茹でてザルにあげます。椎茸は4等分にスライス。さ やいんげんは軸を落とし、サッと塩ゆでして水に取り、粗熱をとります。 【材料】<4人分 調理時間:30分> 鶏もも肉・・・・・・・・・1枚 ごぼう・・・・・・・1 / 3 本

飛騨高山(下)

観光立国への新ルート 昇龍道を行く《23》 街角にも匠の技の伝統  高山(岐阜県)を訪ねるなら、日本三大美祭の一つ、春か秋の高山祭の時がいい。しかし実際は、なかなかそうもいかない。そういう人のためではないけれど、櫻山八幡宮の境内にある高山祭屋台会館に足を運べば常時、屋台が展示してある。    その屋台会館を目指して宮川沿いの道を行くと、ちょうど朝市をやっていた。小ナスなどさまざまな土地のものが売られているが、山国だけあって、珍しい山菜や漬物などバラエティーに富んでいる。    高山祭の屋台は、その豪華絢爛さから、「動く陽明門」と称される。春には12台、秋には11台が引き揃えられるが、屋台会館には、4台展示されている。確かに豪華なものだが、それだけにやはり祭りの賑わいの中で、この屋台が動いているのを見たいと思う。     高山祭の見どころの一つにからくり人形がある。屋台会館のすぐ近くに、「飛騨高山獅子会館からくりミュージアム」があり、屋台からくりや座敷からくりの実演を見ることができる。入場者が集まってきたところで、実演が始まった。  最初は、「恵比寿文字書き」。やおら動きだした恵比寿様が筆を持って、紙に「福」という字を書き上げた。縁起のいい字を選んで墨書された書はお客さんにプレゼントされる。次に「茶運び人形」「大黒様の獅子舞」「角兵衛獅子」「牛若丸と弁慶」のからくり人形のパフォーマンスが続いた。    からくり人形の動きや原理は素朴なものだが、人々を驚かせ喜ばせたいという匠の心は、ロボット時代を迎えた今も、モノづくりの原点にあるように思われた。同ミュージアムでは、重要有形民俗文化財の獅子頭など300点も展 示している。  豪華な屋台やからくり技術の背景には、「飛騨の匠」と呼ばれた技術集団の伝統がある。山国で木の豊富な飛騨では、木工が発達し、奈良時代には、古来の高い建築技術を都の造営に活用するため、朝廷から木工職人の派遣を義務付けられた。その高い技術集団は「飛騨の匠」と呼ばれ、飛騨国はその見返りとして庸・調の税を免ぜられた。    そんな飛騨の匠のことを思いながら、町を歩いていると、普通の民家でも軒の垂木などに工夫が見られ、こんな所にも匠の伝統が生きているのかと感心させられる。  そのうち街中の小さな公園に来ると、翼を拡げた鶴に乗り木槌と鑿(のみ)を手にした人物の像があった。下の台座に「飛騨匠 韓志和(木鶴大明神)」とあり、彫刻の名手で、平安時代初期に、自作の木鶴に乗り唐土(中国)へ渡り皇帝に入神の妙技を見せたといわれる伝説上の人物と説明が書かれていた。伝説とはいえ、飛騨と大陸の繋つながりを暗示しているように思われた。 (「昇龍道」取材班)

3世代で挑む無農薬栽培

 沖縄本島南部の豊見城市で、3世代で無農薬マンゴーを育てている家族がいる。大黒柱の田場盛一さん(89)(写真・手前左から2人目)は両親を先の大戦で亡くした。戦時中は兵庫県の軍需工場で働き、命を長らえた。「どんなに貧しくとも畑があったからできたこと」と両親への感謝を忘れない。

勝利呼ぶ「最強」の自覚

 「俺は最強だ」――。2008年北京、12年ロンドンパラリンピックで2連覇、テニスの四大大会(グランドスラ)でも男子世界歴代最多の優勝数を誇る、車いすテニス界のレジェンド・国枝慎吾選手(35)は、練習中でも、試合中でも、その言葉を常に自分に言い聞かせるようにしながらプレーをしている。

古い町並みのグルメタウン

観光立国への新ルート 昇龍道を行く《22》 飛騨高山(上)  飛騨の高山といえば、高山祭、「飛騨の小京都」と呼ばれる古い町並み、歴史的には「飛騨の匠(たくみ)」などをまず、思い浮かべる。これらが、高山市の魅力の柱であることは間違いないけれど、初秋のJR高山駅に降り立ち、昼すぎの街の中を歩きながら、まず外国人観光客の多さに驚いた。外国人観光客が増えたのは、2009年に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得したのがきっかけという。    次に幾つものラーメン店の前に行列ができているのを見て、高山が今やグルメタウンになっていることを知った。昔から飛騨牛が知られているが、それに高山ラーメンが加わった。高山ラーメンが有名になったのは、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』(2016年)に登場したのが一つのきっかけとなった。    駅から古い商家や造り酒屋の並ぶ伝統的建造物保存地区へ続くメインストリートを行く途中、飛騨国分寺をまず訪ねた。国分寺が置かれていたことは、天平の昔から飛騨地方に高い文化があり、ここがその中心であったことを物語っている。    境内には本堂、三重塔のほか戦国期に建てられた鐘楼門が配置され静かな空間をつくっている。外国人観光客もちらほら見える。チリからブラジル人のガールフレンドと来たという男性は、「日本の古い町が好きでやって来た。とても美しい町でみんな親切」と言う。高山観光はユネスコ世界文化遺産の白川郷とセットのケースが多いが、白川郷も行くのかと聞くと、意外にも白川郷を知らなかった。    さて、昼飯はやはり高山ラーメン。インターネットで調べると、市内に幾つもある高山ラーメンの人気店の一つが、ちょうど国分寺の近くにあったので入ってみた。ヨーロッパかららしい旅行客の隣のカウンターに座って食べたが、鶏ガラをベースにした昔の支那そばを思い起こさせる。四方を山々に囲まれた地方都市でこういう懐かしい味に出合うのは不思議な感じがするが、この町の雰囲気にふさわしい味だとも思う。    古い町並みの残る上三之町を歩きだすと、そこでまた行列のできている店に出会った。飛騨牛にぎり寿ずし司の店で、若い人たちが列を成している。翌日、客のすいている時に買って食べたが、感動ものだった。表面を少しあぶったものを握り寿司にしたものだが、肉とは思えない柔らかさ。もし将来、マグロが漁獲禁止となり、トロが食べられなくなったようなとき、そのロスを埋められるのは飛騨牛の握りではないかと、真面目に考えたくらい。    日本にはブランド和牛が幾つもあるが、飛騨牛の特徴は、見た目にはピンクに近い色をしていること。霜降りの細かさからくるものらしい。そして牛肉らしい香りも強いような気がする。いずれにしても握り寿司は、飛騨牛の特徴を生かした料理といえる。    飛騨牛がその代表なのだろうが、高山では食べ物一つにしても、澄んだ空気と清らかな水を感じさせられる。 (「昇龍道」取材班)

パリパリチキンのカボチャソース

【下準備】  鶏もも肉は半分に切って厚みが均等になるように包丁で広げ、ク レイジーソルトで全体に下味をつけます。カボチャの皮をピーラー で剥いてワタを取り除き、玉ねぎはスライスにします。 【材 料】< 2 人分 調理時間:30 分> 鶏もも肉・・・・・・・・・1 枚 クレイジーソルト・・・・・適量 チャービル・・・・・・・適量 オリーブオイル・・・・大さじ1

秋茄子の一口ピザ

【材料】 <3~4人分 調理時間:15分> 茄子・・・・・・・・・・・2 本 アンチョビ・・・・・・・・適量 玉ねぎ・・・・・・・・・1/4 玉 冷凍コーン・・・・・・大さじ3 しめじ・・・・・・・・・・30g ピーマン・・・・・・・・・1 個

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