令和時代の日本のかたち

米国の分断は修復できるか?

―7月13日、トランプ前大統領が銃撃されるという衝撃的な事件が起きました。 実のところ、こうした事態を危惧していた人は少なくありません。米国社会の分断が、修復不能なほどに悪化していたからです。

「司法取引」は日本にもある?

彩 米国の裁判や事件の捜査に関するニュースで「司法取引」という言葉をよく聞くんだけど、どういう意味なの? 父 被疑者や被告人が自分の罪を認めたり捜査機関に協力したりすることと引き換えに、刑を軽くしてもらうなどの見返りを得る制度のことを司法取引というよ。米国ではとてもメジャーな制度で、刑事ドラマで見聞きしたことがある人も多いかもしれないね。

学校での「LGBT」教育に注意

―教科書に「LGBT」に関する記述が増えたようですね。 はい。3月22日に文部科学省が2025年度から中学校で使用される教科書の検定結果を公表したのですが、保健体育だけでなく、社会科の地理、公民、英語なども含め、8教科26点の教科書に性の多様性についての記述が入りました。

「人づきあい」も社会貢献

―最近、「子持ち様」という言葉を聞きました。 子育て世代に向けた皮肉としてインターネット上で使われ始めた言葉ですね。子供の送迎や急な発熱などで仕事を休んだり、早退する方に対する、他の従業員の不満が背景にあるようです。

婚姻制度の意義揺らぐ?

―「同性婚」を巡る札幌高裁の判決が反響を呼んでいます。 婚姻を男女間に限定している民法の規定を巡っては、全国各地で同様の訴訟が起こされています。

「GDP世界4位」の捉え方

はい。内閣府が15日に発表した2023年の日本の名目GDPがドル換算で4兆2106億㌦となり、1月にドイツ連邦統計局が発表した4兆4561億㌦を下回りました。

右旋回しはじめた欧州

―欧州で右寄りの政党の躍進が目立っているようですね。 欧州と一口に言っても国ごとに状況が異なるので一概には言えませんが、さまざまな分野で従来の政策を見直す動きが強まっているのは確かです。

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