健康ファミリー

病棟日誌の「不思議」〝旅立ち〟はご一緒に

桜前線は4月下旬にかけて東北を駆け抜けていきました。これに比して3月はいつもと違って寒かったり暑かったり。そんな荒れ模様の日の病院でのことです。療養病棟で同室の2人の患者さんが「旅立ちはご一緒に」と言わんばかりに相次いで亡くなりました。

高齢化で増加する認知症、生活習慣の改善で予防

認知症はさまざまな脳の病気などにより、記憶や判断力などに障害が起き、今までできていた日常生活がうまく行えなくなる状態です。近年高齢化に伴い増加傾向にあり、特に65歳以上で増加しています。

日本と韓国の違い!離乳食と健康サプリ事情

最も近い日本と韓国。同じアジア圏の国なので似ているところもあれば、もちろん全く異なるところも多々あります。そんな日韓の違いを、子育てと健康面から見ていきたいと思います。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症、急激な病状の進行が特徴

サ球菌感染症は、主に「A群溶血性レンサ球菌」の感染によって引き起こされるもので、急激な病状の進行が特徴で、極めて致命率の高い感染症です。

被災者支援ある教訓、愛しき五右衛門風呂

「これが便利と言うのかね。わしらにとっては、ちょっと難しい。自衛隊の風呂がよかったのだが……」13年前の東日本大震災でのことです。被災者、とりわけ原発避難者は施設を転々とし、3・11から3カ月後の6月になって、ようやく仮設住宅に入居しました。

私たちってドゥーラ?母親を支援する「絆」

ここは地方都市の病院です。昼下がりの病棟ナースステーションに管理栄養士さんが挨拶に来られました。 「明日から産休に入りますので当分、お休みをいただきます」。29歳、初めての出産です。病室から戻ってきた看護師たちが集まってきました。

消毒しない傷の手当て洗浄して治す湿潤療法

傷の手当ては「傷を消毒し、乾かしてガーゼを当て、かさぶたを作って治す」方法が一般的でした。しかし今は人が持っている自然治癒力を利用して「乾燥させないよう潤いを保って治す」方法が一般的になってきています。

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