Well-being よく生きる

聴覚障がい者支援の「壁」

「先日、聴覚障がい者の自宅を訪問した時、声を掛けても分からないので背中をとんとんと叩くと、びっくりされ叱られた。介護サービスの説明もどうしたらいいのか、ヘルパーさんも引けちゃって」

自立支援の「専門相談」

独身で48歳の達也さん(仮名)。東京都内の「路上生活者巡回相談」で出会ったホームレスです。人はどんな出来事で人生を狂わせるのか。そんな教訓を学ばせてくれた方です。

歓迎会での漢字談義 名は世につれ世は名につれ

 春は出会いの季節。病院では新入職員の歓迎会が開かれ、古参職員とも久しぶりに顔を合わせました。そんな会合で弾んだのが「漢字談義」。療養病棟担当の看護師、佳子さんと隣り合わせになり、こんな話をされたのがきっかけでした。

ケアマネが見つからない…「介護難民」の危機

 「いつもお世話になっているケアマネさんに介護サービスのプラン作りをお願いしたいのですが?」「それが退職されました」「えっ、退職? では別の方をご紹介いただけますか?」「いえ、それが…」

認知症対策のお手本 読み書きの不思議な力

 「孝子さん、新聞が届きましたよ」。病室のベッドでまどろんでいた孝子さんは目を開け、ゆっくりとベッド脇の手すりを掴んで起き上がり、新聞を受け取りました。「いつも、ありがとうね」と丁寧にお礼を述べられます。

独居男はつらいよ 膝骨折患者の退院支援

 東京都内の築年数の古い5階建て都営アパート。その一部にはエレベーターが後付けされ、住みやすくなりました。とはいえ、1階入り口などには段差が残り、高齢者が膝を痛めたりすると、生活がきつくなります。完太さん(82歳、仮名)はそんなアパートの一室に住んでおられます。

一つの「夢」が心を変える 元理科教師の「臨死体験」

 この病棟は東向き。冬至の曙光は起床後、放たれた一本の矢のごとく病室に届きます。「ああ、今日も地球がぐるりと一回転したね」と、忠一郎さん(92歳)はお日様に手を合わせます。元高校の理科教師。お話はいつも科学的。病院に入院した後、さまざまな合併症で生死を彷徨い、そこから奇跡的に蘇ってこられた方です。

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