これからどうなる?日本共産党

新しい政治プロセス、「選択的夫婦別姓」導入根拠を改竄

「赤旗」1月1日号に、<2025年 政局展望>が掲載されています。見出しは「新しい政治プロセスへ希望の年に」となっています。最近共産党は盛んに「新しい政治プロセス」という表現を使っており、その意味は先の衆院選で「自公を過半数割れ」に追い込んだことだと説明しています。

「民主集中制」の問題、中共、組織原則が桎梏化

民主集中制はレーニンが提示した前衛党としての共産党の核心的組織原則とされています。この「民主集中制」の問題が今、中国発で世界的な議論を呼び起こしているのです。きっかけは2024年12月、中国共産党中央軍事委員会の機関紙である「解放軍報」に集団指導を強調する記事が4回、連載されたことでした。

SNS戦略室を設置、「YouTube動画」配信強化を指示

小池晃書記局長は12月9日の記者会見で、交流サイト(SNS)での発信を統括するため、「SNS戦略室」を設置することを明らかにしました。「総選挙の総括に関わって、SNSによる発信を抜本的に強化する必要がある。戦略室はさまざまな意見を聞き経験に学びながら、この取り組みを強化する中心となるチームだ」と説明しています。

急増する土地売却、赤旗減で遺贈(高額献金)に期待も

共産党が昨年1年間に土地売却によって得た収入は、前年比の約77倍、約17億2500万円だったことが判明(総務省 11月29日に公表した政治資金収支報告書)したと、12月3日付の「産経」が伝えています。

民青全国大会、日本の未来を語れる「物語」なし

週刊新潮12月5日号に、不破哲三氏が散歩中に倒れて緊急入院したことが報じられています。11月20日の午前中、神奈川県の自宅近くで倒れているところを発見されたのですが、命に別条はないとのことです。

兵庫知事選で斎藤氏再選、敗北は共産除く与党と大手メディアと強弁

兵庫県知事選挙が11月17日に投開票され、斎藤元彦氏が再選されました。斎藤氏に対する「内部告発」問題に端を発した百条委員会の結論を待つことなく9月19日、県議会が知事に対する不信任決議案が全会一致で採択。斎藤氏は失職を決断して、出直し選挙となったのです。

衆院選の総括、「新政治プロセス」主導論と「査問」訴訟の矛盾

総選挙後の共産党常任幹部会声明が11月12日、公表されました。「国民が自民党政治に代わる新しい政治を模索し、探求する、新しい政治プロセス」の始まりを示す結果であったと総括しています。さらに「日本共産党の議席と得票の後退という悔しい結果を踏まえ、引き出すべき最大の教訓が『わが党の自力の後退』にあり、世代的継承を中軸にした党づくりに直ちに踏み出そう」と呼び掛けています。

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