ひと

世代の溝 理解し合う必要性

 今年も、東京国際映画祭が10月24日から11月2日にかけて、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区を中心に開催される。 新型コロナウイルスの影響から、上映作品の本数がここ数年減っていたが、久々に100本を超える作品を上映することとなった。 今回で35回目を数える映画祭。同映画祭のフェスティバル・アンバサダーに就任したのが女優の橋本愛さんだ。昨年に引き続いての就任となった。

〝プロの遊び〞追求し52年

 日本の演劇界でその名を知らぬ者はまずいない。役者人生52年目にして2作目の一人芝居に挑戦した加藤健一さん。 1作目は1980年。たった1人で立ち上げた加藤健一事務所の旗上げ公演の『審判』だった。

モンゴルレザーで人を育てる

 モンゴル国製の皮革製品ブランド「Hus hTug(ハッシュタグ)」を手掛ける川田大貴さんは、モンゴルに住んで5年目。事業の立ち上げ当初から携わり、職人の指導などを務めている。

天空の贈り物を伝えたい

 「天体は常に動いて、同じ一瞬は二度と来ない。『天空の贈り物』である天体の美しさをなんとか伝えたくて一瞬を切り取る」 そう語るのは、世界中を駆け巡り、“一瞬の永遠”を追い求める星空写真家、KAGAYAさんだ。7月23日から作品展「KAGAYA 星空の世界展」がそごう美術館(神奈川県横浜市、そごう横浜店6階)で開催中だ。本展への想いをKAGAYAさんに訊いた。

ロケ地の魅力で地域に活力を

映画やドラマを機としてロケ地を訪ね、その土地のファンになる―これは「ロケツーリズム」と呼ばれ、連続テレビ小説や大河ドラマなどのように、ロケ地での観光資源や地域活性化につながることが期待されている。  雑誌「ロケーションジャパン」はロケ地を通して地域の新たな魅力を発掘し、「ロケツーリズム」という新しい旅のかたちを提案している。その編集長を務めるのが山田実希さんだ。

楽しい作品を生みだす

演劇プロデューサーの有本佳子さんとは「そもそもどうやって知り合ったんでしたっけ?」と言い合うほど、長い付き合い。  現在、演劇制作会社『株式会社プリエール』の代表取締役。昨年、設立から20年を迎えた。コロナ禍にあっても、コンスタントに1年で4本ほどのオリジナル作品を発表し続けている。ただ1本だけできなかった作品はあったものの、他は予定通り上演することができた。

地域に寄り添い、“生き甲斐”の輪 広めたい

 「人生100年時代なんていわれていますが、地域では身寄りがなくて一人で生活しているお年寄りがいっぱいいます。そんな社会は誰も望んじゃいない。だから僕はあえて自分の仕事に“生きるを楽しく、老いるを美しく”をキャッチフレーズに取り込みました」

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