教育

読書は「創造力」と「言葉力」を高める!

●「イメージ」で感情をコントロールする! 読書には人生を豊かにする要素がたくさんあります。その中でも、大切なメリットを二つ紹介します。 第1のメリットは「想像力を高める」ことです。本を読んでいると、話の場面を想像しながら読み進めるようになります。例えば、「昔、あるところに老夫婦が住んでいた」という一文だけでも、いろんなイメージが膨らんできます。

「善悪」よりも「陽陰」の物差しを持つ!

●「不幸」ではなく「訓練・試練」と捉える 物事をどのように捉えるか、どのように見詰めるかによって、人生は大きく変化します。「最近、良いことがあった!」「最近、悪いことが多い!」という言葉を聞くことはないでしょうか? 多くの人は無意識に「善悪の物差し」で物事を見詰める傾向があります。嬉しいこと、楽しいことがあると「良い出来事」と捉え、病気やケガをしたり、ケンカをしたりすると「悪い出来事」と捉えます。また、気が合う人や楽しい人と出会うと「良い出会い」と捉え、嫌いな人や苦手な人と出会うと「悪い出会い」と捉えます。

変わりゆく世界、日本の針路を考える

これまで令和時代の日本について、「家族」という視点からさまざまな話題を取り上げて解説してきました。もちろん、日本の未来を考える上で、家族の在り方はとても重要な要素です。ただし、現在の日本にはそれ以外にも、安全保障やエネルギー・資源、災害対策、環境問題など待ったなしの課題が山積しています。 一方で国の舵取りを担う政治を見ると、いよいよ「55年体制」と言われた保守・革新の対立構図が崩れ、先が見通せない乱世の様相を見せ始めています。

読書で「知識・知恵・見識」を深める!

●「情報」を通して「知識」を増やす 読書を通してさまざまな「情報」を得ることができます。その情報を知っているか、知らないかによっては人生に大きな影響を与えることがあります。 情報を広く知る、早く知るために有効なのは「新聞やインターネット情報」であり、情報を深く知るためには「本」が有効です。しかし、注意しなければならないのは、その情報はすべてが正しいとは言えないことです。情報とは客観的なデータを処理、分析して一定の意味を与え、人に伝達するためにまとめられた表現だからです。

読書を深めるために「質問」を活用!

●質問の「空白の原則」 「朝ごはん食べましたか?」「この意見に対してどう思いますか?」など、どんな質問であっても人は誰でも無条件に答えようとするものです。質問を受けると、頭の中は「何だろう?」「分からない?」という「空白状態」が生じます。脳は「分からない状態(混乱)」を嫌うので、それをなくすために答えが出るまで考え続けます。このように、脳は無条件にその空白を埋めようとします。これを質問の「空白の原則」と言います。この原則に基づいて考えると、質問は意識(顕在意識)だけでなく、無意識(潜在意識)までアクセスして答えを探し出します。

【カウンセラー向井敬二の相談室】Q.ちょっとした夫の言動にむかつく

Q.ちょっとした夫の言動にむかつく 結婚して15年になります。今回相談したいのは、夫との関係についてです。客観的に見て、夫はそれほど問題なく振る舞っていると思うのですが、ちょっとした夫の言動にむかついてしまうのです。 職場や子供のPTAなど父兄の皆さんとの交流では良い関係でいられるのに、どうして身近な夫にそれができないのか困っています。私なりに自覚しているのは、よく娘から「お母さんは『~であるべきだ』が強過ぎてうざい」と言われ、それが関係しているのか、とも思っています。  (札幌市在住 主婦39歳 夫 公務員 長女14歳 長男12歳)

感動する心と感動させる秘訣!

●読書を通した「感動との出会い」 幸せな人、成功している人は、日々の生活の中で喜びを感じる「感受性の豊かさ」を持っています。些細なことに対しても、喜びを持った驚き、新鮮な気付き、深い感銘を持つなどの「高い感性のアンテナ」を持つことです。言葉を換えれば、「感動する能力」です。感動をすることを通じて、人間として心が深まり、心が広がり、心が成長することでしょう。 感動の場面としてはさまざまですが、「読書」を通しても多くの感動と出合うことができます。私の人生だけでは体験できないことがあり、会いたくても出会えない人がいます。それが、読書を通してであれば、滅多に出会えない人と出会えます。地球の裏側に住む人の話や数百年前に亡くなった人の話にも触れることができます。まさに、「時空を超越した出会い」が可能になるのです。

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