カルチャー

舞台『二人の主人を一度に持つと』

加藤健一事務所の最新作は、「二人の主人を一度に持つと」(作=カルロ・ゴルドーニ、演出=鵜山仁)。 同事務所お得意の、ノンストップ大混乱コメディー。とは言っても、今回はちょっと勝手が違う。どちらかというと少数精鋭が多い同事務所にしては登場人物が多く賑やか。が、いつものリアルで豪奢な舞台セットや小道具はなく手作りっぽい、へんてこなものばかり。衣装も全員が白っぽく、おまけに頭にも何やら白い物が乗っかっている。

コウモリとイタチ

イソップ寓話に登場するコウモリといえば、自分の立場をころころ変える「卑怯者」のイメージ。ただ今回ご紹介するイソップの物語では、また別の教訓が垣間見えます。(編集・石井孝秀)

北海道を守った第一人者ー北海道開拓調査団 最上 徳内

北海道開拓の歴史は明治時代に入ってからと思われがちだが、実は室町時代からすでに始まっていた。ただ、北方にロシアを抱える北海道の防衛に本格的に対策を講じ始めたのは江戸時代の中期からであった。具体的に幕府は調査団を派遣して測量、松前藩の交易状況やアイヌの人々の生活様式の調査を行わせている。

偉大な落伍者、よみがえるー作家 坂口 安吾

強烈なインパクトを残して亡くなる小説家は古今東西、たくさんいる。エキセントリックなところ、人付き合いが苦手なところ。人とは違う雰囲気を放ちながら、その人生に激しい火をともしながら破天荒な生き方をした作家もいる。

憲法記念日 各地で講演会開催「国家の在り方を立て直す」

日本国憲法施行から77年となる憲法記念日の3日とあって全国で改憲派、護憲派が講演会やシンポジウムを開催した。

週刊と月刊

漫画の連載を掲載するには、三つの方法があります。 週刊、月刊、そして隔月。アニメ化されるのは、週刊誌に掲載されたものが大半を占めます。月刊と隔月はより物語を深く落とし込んだ作品が多く、ややマニアック的な部分を多く含んでいます。

企画展「北海道樹木万華鏡」開催

5月は北の大地・北海道に生息する植物が一斉に芽吹き、花を咲かせる季節。そうした北海道の樹々が持つさまざまな〝かたち〟に焦点を当てた企画展が今、北海道博物館(札幌市厚別区)で開催されている。その名も第22回企画テーマ展「北海道万華鏡~スキャンアートと標本で見る木々のかたち」(4月27日~6月23日)。

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