カルチャー

《11》信夫を拒否する三堀の存在

第19章「かんざし」では、前章「隣人」に続き、主人公・信夫の同僚である三堀峰吉の冷ややかな態度とその心の内が詳細に描かれています。三堀は明治37(1904)年の日露戦争に出兵したと描かれ、それから5年経った明治42年ごろの時代設定で物語は動きだします。

王朝の歴史伝える壮大な城郭都市ー韓国・世界遺産「水原華城」

朝鮮国王が18世紀末に建立 韓国・ソウルから電車で南に約1時間の場所に位置する水原市。ここには、朝鮮王朝第22代国王・正祖が18世紀末に建立した要塞都市「水原華城」の姿がスケールそのまま現代に残されている。秋の深まりを感じる10月の終わり、城跡周辺を散策した。

「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」

『ひまわり』で有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホの展覧会「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」が、東京都新宿区のSOMPO美術館で開催されている。同館で20年ぶりのゴッホ展となる本展は、ゴッホの静物画に焦点を当てた。

【ハイキュー】バレーボール ②

スポーツ漫画には、名言や名場面が数多く存在します。 「巨人の星」で星一徹が主人公の息子飛雄馬に対して「飛雄馬よ、栄光の星を目指すのだ」という台詞や、「あきらめたらそこで試合終了だよ」と今でも語り継がれる「SLAM DUNK」の安西監督の言葉など、さまざまあります。今回紹介するのは、実在した人物の言葉を紹介したアニメの台詞です。

生誕地東かがわは手袋のまちーブギの女王 笠置シヅ子

NHKの朝ドラ「ブギウギ」主人公のモデル・笠置シヅ子の生まれは香川県東かがわ市引田町相生で、記者の住むさぬき市の東隣、徳島県鳴門市との県境にある。JR引田駅には彼女の大きな看板が掲げられていた。

第36回東京国際映画祭、コンペ部門東京グランプリに「雪豹」

コロナ禍による規制が緩和され、久々の本格開催となった第36回東京国際映画祭が、10月23日から11月1日まで東京・日比谷を中心に開催された。カンヌ、ベルリンなど29カ国36の映画製作者団体で構成される国際映画製作者連盟(FIAPF)に所属するアジア最大級の映画祭で、今年は10日間で219本が上映。最終日には、コンペティションを含む各賞の受賞作品が発表された。

鉢かつぎ姫

今回ご紹介するのは、お伽草子の一つとして知られる物語。舞台は大阪府寝屋川市と伝えられています。その昔、河内国(現在の大阪東部地域)に備中守実高という長者が住んでいました。長者の娘が13歳になったころ、長者の妻は重い病にかかってしまいました。

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