カルチャー

近代真宗を広めた「念仏総長」ー大衆説教師 暁烏 敏

暁烏敏が生まれた石川県白山市のホームページには、敏の歌「十億の人に十億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや」が掲げられ、「近代的な哲学思想を広め、日本の思想界に大きな足跡をのこした人物です」と紹介している。

東京ゲームショウ 4年ぶりのフル開催

JR京葉線海浜幕張駅から途絶えぬ人の列。家族連れや学生、海外からの観光客、その行き先は、4年ぶりに人数制限なしの開催となった東京ゲームショウ(TGS、主催:コンピュータエンターテインメント協会)の会場となった幕張メッセへと吸い込まれていく。

大沢たかお主演「沈黙の艦隊」

日本の近海で、海上自衛隊の海江田四郎(大沢たかお)を艦長とする潜水艦「やまなみ」が米原潜に衝突して沈没、海江田艦長を含む全76人が死亡したと思われた。近くを航行し音を拾っていた海自・潜水艦「たつなみ」の艦長深町洋(玉木宏)は、あの海江田が沈没させるはずはないと思っていた。

スカウトされた金太郎

昔話でおなじみ、クマに乗った足柄山の金太郎。実は大人になると、武士として活躍します。今回は児童文学者・楠山正雄の「金太郎」を下地にした物語を紹介します。 平安時代の頃、木こりに扮した碓井貞光という武士が、とある目的で足柄山の山中を歩いていました。すると、どこからか「ズシン!」と大きな音が聞こえてきました。音のした方に急ぐと、大きな木が倒れて谷川の上を橋のように架かっています。

名君を産んだ教育者ー儒学者 細井 平洲

江戸時代の名君、9代米沢藩主・上杉鷹山はよく知られているが、その師・細井平洲を知る人はそう多くはないだろう。 鷹山は藩主としてのあるべき姿、なすべき事、すべてを平洲から学んだ。

劇評「朝謡の迷い子」

コロナ禍の真っ最中に、新たなるチャレンジとして少人数で立ち上げた「失恋小町」の第2弾「朝謡の迷い子」(作・はやみえいと、演出・みさきかおる)。9月13日から18日、東京・中野のテアトルBONBONで上演された。

《10》禁中並公家諸法度

武家諸法度と共に幕府は元和元年(1615)、朝廷や公家を統制する禁中並公家諸法度を制定しました。禁中は皇族、御法度は法律のこと。朝廷や公家を幕府の支配下に置き、彼らが主体的に動いて力を付けることを防ぐためです。 日本の政治が安定していたのは、歴史的に権威と権力が分離されていたからとされます。

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