健康ファミリー

若い世代に多い乳がん/日頃のチェックと検診を

乳がんとは乳房にできる悪性の腫瘍で、多くの場合乳腺(母乳を乳頭まで運ぶ管)から発症します。近年増加傾向にあり、女性の30~64歳では死亡原因のトップとなっています。年齢が高くなると増える胃がんや大腸がんとは異なり、比較的若い世代に多くなっています。20歳代でも発症しており、若い時から注意を要する疾患です。 (看護師・岡本澄美子)

ウオーキングを続ける工夫

健康ライフ 何のためが自分のために  八十八カ所霊場がある香川県の小豆島で1 月21日、春の巡拝の始まりとなる「島開き法要」がありました。毎年最初の弘法大師の月命日である1月21日に「初大師の日」が、小豆島霊場会の主催で行われ、霊場寺院の住職や遍路団体、地元の支援者などが参加し、1年間の巡拝道中の安全を祈願しました。

抗菌剤投与で伸び伸びと増殖

健康ライフ  薬剤耐性菌  耐性菌とは、抗生物質を使い続けていると、薬に対して細菌の抵抗力が高くなり、だんだんと薬が効かなくなった強い菌のことをいいます。この薬剤耐性は、耐性を持たない他の細菌にも伝播され、次々に耐性菌が増えていきます。耐性菌に対して新しい抗生物質が開発されていますが、さらにこの抗生物質も効かない細菌が現れるという、人と細菌との戦いが行われているのです。ウイルスにも抗ウイルス剤が開発されていますが、抗ウイルス剤が効かない薬剤耐性ウイルスが現れ始めています。 (看護師・岡本澄美子)

皮膚の乾燥を防止

手で体を洗い、全身に保湿クリーム  毎年、暮れの恒例作業が神社のしめ縄作り。正月に備え、地域の老人会のメンバーと境内を掃除し、古いしめ縄を新しいのと取り替えています。先輩のしめ縄名人からわらのない方、飾りの作り方、紙垂(しで)の付け方などを習い、やがては次の世代に伝えていかなければなりません。

抗菌剤を正しく使ってAMR対策

風邪に抗菌剤は効かない  抗菌剤とは純粋に科学的に作られ、細菌の繁殖を抑えたり殺したりする働きのある薬剤で、抗生物質は細菌や真菌といった生き物から作られる薬です。混同しやすいですが、一般的にはこれらを総称して抗菌剤と呼ばれています。またウイルスに対して効果のある抗ウイルス剤があります。感染が起きた原因や感染場所によって的確な処方がなされます。抗菌剤の多用は薬剤耐性菌が増える原因になるので、適切な使用が求められています。 (看護師・岡本澄美子)

サルコペニア肥満に気を付けよう

予防が最大の治療法  サルコペニアとは主に加齢により全身の筋肉量と筋力が低下した状態です。サルコペニア肥満とはサルコペニアに加えて体脂肪率が高い状態です。一見太っているように見えても、筋肉量が少なく体脂肪率が高い状態のことです。サルコペニア肥満は、サルコペニアでない肥満者より生活の質が落ちる傾向があり、運動機能低下や生活習慣病発症のリスクが高まるので、より注意が必要です。 (看護師・岡本澄美子)

妻は元気で留守がいい

女からの自立で男は伸びる  米の収穫が終わると、麦まきの季節。私の農事組合法人では11月3 日にまき始め、20日すぎに終わりました。天候によっては年末までかかり、1月に持ち越した年もあります。裸麦や大麦を作ったこともありますが、今はうどん用の小麦だけで約18ヘクタール。ブランド化を進めている県や農協から、酒米の増産も要請されています。20年前、先祖伝来の田んぼを守るために集団営農に参加した私も、本業

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