≪7≫吉宗が開いた本草学や蘭学の扉

商業が発達するに伴い、米が中心の石高制に基づく幕藩体制は揺らぎ始める。貧富の差の拡大や凶作・飢饉による貧農の増加、年貢の限界による幕府の財政危機などで、これを改革したのが紀州徳川家から第8代将軍に就任した吉宗である。吉宗はキリスト教以外の漢訳洋書の輸入を緩和し、学者の青木昆陽や医者の野呂元丈にオランダ語を学ばせ、西洋の進んだ学問や文化を輸入しようとした。蘭学の始まりで、その時代を代表する一人が、大河ドラマにも登場した平賀源内である。

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