サンデー編集部

牧草と花壇で名を馳せたー農園創設者小川 二郎

190万人都市・札幌で市民が気軽に憩える場所として挙げるとすれば真っ先に大通公園になるであろう。北海道が春らしくなる5月上旬から秋口まで、大通公園は緑の芝生に噴水、そして花壇に咲く奇麗な花々が訪れる者の目を楽しませてくれる。元来、この大通りは明治の開拓使の頃、市内の火事拡大を防ぐ防火線としての役割が一番の目的であった。その大通公園に初めて本格的な花壇をつくったのが小川二郎だった。明治40(1907)年、小川は札幌区議会(現在の市議会)に働き掛け2丁目から4丁目を自費を投じて耕し、花の苗を植えていった。

財政破綻の危機か、赤旗で現状打開のために緊急訴え

共産党の財務・業務委員会責任者である岩井鐵也氏が6月9日、「しんぶん赤旗」紙上で「財政の現状打開のために緊急に訴えます」というタイトルの意見を掲載しました。2021年11月16日にも岩井氏は、「赤旗」紙上で「全党的には毎月3割前後の党費未納党員を残しています」と発信し、財政危機を訴えていました。

中国警察当局による逮捕、モンゴル国内で5件目

自由への抑圧にめげず、民主化運動勢い増す 5月に開催されたG7広島サミット。中国の人権問題に関しての議論が交わされるかと思われていたが、ウクライナのゼレンスキー大統領の来日で一気にウクライナ問題へと関心が向いてしまった。その間にも中国共産党政府による人権抑圧はより深刻さを増している。 南モンゴル(中国・内モンゴル自治区)の作家が5月にモンゴル国内で中国警察当局者らにより拘束・強制送還されたという報道などを受け8日、東京・永田町の参議院議員会館で勉強会が行われた。

亡命チベット人映画監督が初来日、獄中の体験談など講演

先月末から今月初旬にかけて、一人のチベット人が初めて日本を訪れた。映画監督のドゥンドゥップ・ワンチェン氏だ。 2008年の北京五輪の開催前に100人以上のチベット人へ「五輪をどう思うか?」などとインタビューし、「ジグデル」という題名のドキュメンタリーとしてまとめた。そのため、国家分裂扇動罪で逮捕されて6年の牢獄生活を体験し、現在は米国に亡命して家族と暮らしている。

年老いたライオンとキツネ

今回は、イソップ寓話をご紹介したいと思います。イソップの作品には力ある者の象徴として「ライオン」がよく登場しますが、この物語は年老いて弱ってしまったライオンが主人公です。 (石井孝秀) あるところに年老いて力の衰えたライオンが住んでいました。狩りをしても動物を捕まえることができなかったので、一計を案じて自分が病気だと動物たちの間に噂を流しました。

ボランティアが生きがいーボランティアスタッフ テッド・ワニタスさん

首都圏で頑張ってます! ボランティアスタッフ テッド・ワニタスさん 日本人の妻を持つ横浜在住フィリピン人のテッド・ワニタスさんは、東京・代々木公園で開催される毎年恒例のイベント、フィリピンフェスティバルのボランティアを欠かさない。10年以上にわたるボランティア実績が認められ、このほど、フィリピン大使館から認定証を受け取った。

若者の恋愛心理「蛙化現象」とは(上)

好きだった相手に嫌悪感 「蛙化現象」。上半期の高校生流行語ランキングで1位を獲得した言葉です。これは、「ずっと片想いをしていた相手が自分に好意を持った途端、相手に対して気持ち悪いと嫌悪感を抱いてしまう」恋愛心理を指します。 言葉の由来は、グリム童話「かえるの王さま」。

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