サンデー編集部

生まれ変わってもこの仕事をー大漁旗職人 駒井敦さん

大漁旗とは、漁船が帰ってくる時、浜で待っている人たちへ向けて、大漁に恵まれたことを知らせるため掲げられていた旗だ。色鮮やかな旗に力強く書かれた文字には勢いがあり、海を泳ぐ立派なマグロやタイといった魚が描き込まれることも多い。新しい船の進水式や成績優秀だった漁船を祝うためにも使われている。 だが、大漁旗を昔ながらの手染め作業で作る職人も少なくなった。ポリエステルの生地に機械でプリントしたものも増えている中、マグロ漁港で知られる静岡県焼津市の駒井敦さんは、そんな数少ない手染め技術を持つ大漁旗職人だ。

車椅子乗り 天職見つけるービャンバドルジさん

世界で頑張っています! JINGI MONGOLIA LTD. 現場管理員 ビャンバドルジさん 車椅子に乗りにっこりと微笑むビャンバドルジさん(写真左)は、4月にモンゴルから初来日。 「モンゴルでも障害を持つ人々が社会に出て行けるようにしたい」と、笑顔の奥に熱い思いを抱く。 車椅子生活で職を得るのは、簡単ではなかった。2021年秋、バス停で出会った青年に仕事を探していることを伝えると、青年はSNSにそれを投稿。そこで出合ったのが、お針子事業「Kimono Upcycle Cloth Ohariko」(日本リユースシステム株式会社)だった。

【G7広島サミット①】ロシアの核威嚇に対抗、広島ビジョン発表

広島発で核兵器不使用を 5月19日から3日間にわたり、広島で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)。期間中、参加首脳が平和記念資料館(原爆資料館)に足を運び、さらにウクライナのゼレンスキー大統領が来日して各国首脳と会談するなど、これまでにないものとなった。「1945年の夏、広島は原爆によって破壊された。平和記念公園が位置するこの場所も一瞬で焦土と化した」先進7カ国首脳会議(G7サミット)を終え、議長国として平和記念公園の慰霊碑前で総括記者会見をした岸田文雄首相は、夏日で蜃気楼が見える中、地元「広島」で開催した思いから語り始めた。特にロシアによるウクライナ侵略を挙げ、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持し、平和と繁栄を守り抜く決意を世界に発信する上で平和の誓いを象徴する広島の地ほどふさわしい場所はない」と強調した。

【G7広島サミット②】隣国の人権問題に日本は関心を

中国の脅威に踏み込めず ◆増強続ける中国の核 先進7カ国首脳会議(G7サミット)で打ち出された「広島ビジョン」。核威嚇を行うロシアおよび核兵器開発と弾道ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮は当然だが、中国に対しても「透明性や有意義な対話を欠いた、加速している核戦力の増強は、世界および地域の安定にとっての懸念」との文言が盛り込まれた。米国防総省は昨年の中国の軍事力に関する年次報告書で、中国の運用可能な核弾頭数は推定で400発以上と分析し、2035年までに約1500発の保有を予測している。

食道がんの内視鏡治療、早期発見・治療が重要

食道がんは食道の粘膜から発生する扁平上皮がんと、バレット食道から発生する腺がんがあります。50歳代から増加し男性に多い傾向にあり、日本人は扁平上皮がんが多くを占めています。扁平上皮がんは多量の飲酒や喫煙習慣がリスクとなります。初期の食道がんは症状がほとんどありません。また食道は喉や胃、肺などに近く、リンパ管もあり、周囲へ広がりや転移を起こしやすいので、なるべく早期に発見し、早期治療に持っていくことが重要です。 (看護師・岡本澄美子)

”空”をテーマに世界を描く

北海道で頑張ってます! 道展会員 山﨑 亮さん 「空から見た地上の風景や空をテーマにした作品を描いていきたい」―こう語るのは札幌在住の北海道美術協会(道展)会員の山﨑亮さん(70)。 実際にセスナ機に乗り、そこで見た風景を作品に仕上げたものも数多い。

人気の記事