サンデー編集部

車いすで富士山登頂へ

レース中に起きた事故で、瀕ひんし死の重傷を負いレーサーとしては再起不能と言われ、一時期は「死」とも向き合う状況にもなった元レーシングドライバーの長屋宏和さん。事故で頸髄損傷四肢麻痺となり車いすの生活を余儀なくされている。車いす用のレインコートを開発し、北京、バンクーバー(冬季)、ロンドンのパラリンピック日本代表選手団に提供したことで注目を集めた。

特攻隊の想いを舞台で

 毎年8月になると日本は鎮魂の月を迎え、先の大戦で亡くなった人たちに思いを馳(は)せる。その時期に合わせて上演されてきた、日本や家族のために特攻隊員として散った若者たちを題材にした舞台作品「流れる雲よ」が今年、米国で公演される。

暑い夏を乗り切る健康管理

温度差、食事、睡眠、水分補給に注意を  連日「真夏日」の記録が出ていますが、まだまだこれから暑い日が続くことが予測されています。熱中症や冷房病、脱水など健康管理に十分気を付けながら暑い夏を無理なく元気に乗り越えましょう。(看護師・岡本澄美子)

《15》美濃市

~長良川の恵み和紙と「うだつ」~  刀剣と鵜飼の町、関から長良川鉄道に乗って北へ10分ほどで、和紙と「うだつ」の町、美濃市に着く。古い街並みが残る中心部はそう広くないので、駅でレンタサイクルを借りた。    初めて乗る電動自転車にやや戸惑いながらも駅でもらった観光マップを観 ながら行くと、市観光の拠点、観光協会番屋に着く。その通りに「目の字通り」と呼ばれる、「うだつの上がる街並み」が続いている。街並みは「伝統的建造物群保存地区」に選定されている。  「うだつ」とは、屋根の両端にある防火壁のこと。火事の多かった江戸時代、町を守るために設けられたが、「うだつ」を上げるには、いっぱしの店を構えなければならない。ぱっとしないことを「うだつの上がらない」というのはここからきている。    うだつはその家ごとにさまざまなスタイルがあるが、江戸時代から続く酒屋、小坂家のうだつは国の重要文化財に指定されている。美濃市で最も古いうだつを上げているのが、旧今井家。江戸末期から続いた和紙問屋で、中に入って見学することができる(有料)。玄関の帳場から、豪商時代の繁栄をうかがわせる奥座敷へと続くが、自慢は中庭の「水琴窟」。地中に小さな穴を開けた甕 かめを逆さにして埋め、上に丸石を置く。水をこぼすと、穴から落ちた水が甕の中で反響し、琴のような涼やかな音がする仕掛けだ。環境庁の「日本 の音100選」にも選ばれている。柄杓(ひしゃく)で水をこぼすと、本当に涼しげな音が響いてきた。  目字通りには、和紙の店が多い。この美濃和紙を現代アートで盛り上げようと、毎年秋に催されているのが、「美濃和紙あかりアート展」。第26回となる今年は10月12、13日に開かれる。    旧今井家の近くに「美濃和紙あかりアート館」があり、魚などの具象的なものから抽象的なものまで、さまざまな作品が展示されている。和紙が作る柔らかで深みのある光の芸術だ。和紙の魅力を改めて感じさせてくれる。    美濃市の繁栄の礎は、江戸時代、飛騨3万石を治める金森長近が領主になってから築かれた。長近は、長良川端に上有知川湊(こうづちかわみなと)を開き、番船40艘そうを置き物流拠点とした。長良川端に立つ住吉灯台は、その湊の名残。川湊の灯台としては現存する希な建造物だ。    レンタサイクルをこいで5分ほどで住吉灯台に着いた。高さ8mはあるかと思われる木造の美しい灯台の下には、水量豊かな長良川が、滔々(とうとう)と流れていた。 (「昇龍道」取材班)

東京で頑張ってます!

 日本でアナログレコードの復権を目指す高橋邦明さん(55)。現在、大手音楽事務所キングレコードのグループ会社キング関口スタジオで二十数年前に廃棄されたアナログレコードの録音機材(カッティングマシン)を復活させ、再びアナログレコードの量産を目指している。

旨辛! マーボー干しナス

【材料】 (2~3人分、調理時間:10分) ミニトマト・・・・・・・・6 個 合挽肉・・・・・・・・・100g 白ネギ・・・・・・・・・・1 本 ニラ・・・・・・・・・・・1 束 生姜・・・・・・・・・1 / 4 片 ニンニク・・・・・・・・・1 片 豆板醤・・・・・・・小さじ1 ごま油・・・・大さじ1 × 2

母親は家庭の中の太陽

 石川県羽咋(はくい)市を流れる羽咋川の畔ほとりに、宗教法人大霊(たいれい)道の本部が立っている。道主の山本恵光さん(78)は「お母さんは家庭の中の太陽です。母としての務めは楽ではありませんが、日々感謝の気持ちを育てながら頑張ってほしいですね」と語る。

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