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『なぜ悪人が上に立つのか』ブライアン・クラース著・柴田裕之訳

なぜ権力の座には、しばしば不正直で倫理観に乏しい、悪人と思えるような人物が就くのか。古今東西、繰り返されてきたこの問いに、米国の政治学者である著者は、実証研究と豊富な事例をもとに挑んだ。現代社会に広がる「政治不信」の根底にある構造を解き明かすのが本書だ。

三陸鉄道を行く 災害乗り越え「ローカル線の星」に

日本の鉄道は明治以降、全国津々浦々で主要都市を起点に張り巡らされてきた。しかし、戦後の復興がひと段落すると、今度は少子高齢化や都市部への人口集中による廃線が相次いだ。 そんな中、今や「ローカル線の星」と呼ばれる路線がある。官民が共同出資して設立された岩手県の三陸鉄道だ。 震災や山火事などの自然災害を乗り越えて走る三陸鉄道の魅力に迫った。

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