やさしい解説

日本学術会議改革、まず共産党との関係を断つことだ

日本政府は11月9日、日本学術会議の在り方を話し合う有識者懇談会に、組織形態に関する基本的な考え方を提示しました。内容は、民間の法人に改組し、国から独立させる場合の論点整理案を示したものです。年内に有識者から提言を得た上で法案整備を目指す意向です。会員は定員210人の特別職の国家公務員であり、政府は人件費など年間およそ10億円を国の予算に計上しています。

「ジェンダー平等」政策、党創建以来の革命路線を捨てた結果だ

共産党の志位委員長は11月4日、東京都内で開催された新日本婦人の会(新婦人の会)第31回全国大会にビデオでのあいさつを寄せました。その中で「ジェンダー平等の日本へ力を合わせよう」と呼び掛け、「平和、暮らし、ジェンダー、全国の草の根から、女性の切実な願いを実現し、社会を前に進めてきた新婦人のみなさんに、心からの連帯のメッセージを送ります」と述べました。

李克強前首相の死去、「赤旗」報道は中国への「配慮」なのか

中国の李克強前首相が死去しました。68歳、若すぎる死です。李氏が首相・常務委員を退任してわずか7カ月。10月26日、上海のプールで遊泳中に心臓発作を起こし、翌27日未明に亡くなりました。日本のメディアは連日、大きく報道しています(11月1日現在)。しかし「しんぶん赤旗」の報道は「異常」と指摘せざるを得ないほど淡泊、無視ともいえる姿勢なのです。

来年の台湾総統選、注目点は?

野党候補一本化が焦点 彩 最近、台湾総統選の記事を見掛けるようになったよ。 父 日本にとって台湾は海上貿易などで物資の通るルートで、重要な位置にある。2024年1月の総統選で中国寄りの政権が誕生した場合、台湾周辺の海域まで中国の影響力が及ぶのではないかと心配されているんだ。

立民、共産が党首会談、総選挙に向けて意味不明の「合意」

志位和夫委員長と立憲民主党・泉健太代表が10月23日、国会内で党首会談を行いました。「しんぶん赤旗」10月24日付では、1面に大きく「次の総選挙での連携確認」と記されています。 立民・泉代表は、国会での協力を呼び掛けるとともに、参院徳島・高知選挙区補選での協力に謝意を述べました。

「日本学術会議」問題、改革は共産党「支配」をやめさせることだ

日本学術会議の総会が10月2日に開催され、新会長が選任されました。新会長は光石衛・東京大学名誉教授です。政府はこれまで、「日本学術会議の見直し」を進めてきました。  

党創立101周年記念講演会③、路線転換の「ジェンダー平等」をスルーする欺瞞

志位和夫委員長は記念講演(9月15日)の「まとめとして」「新たな100年 つよく大きな党をつくろう」と語りました。 「内外の情勢は、この現状の打開を強く求めています」とし、「綱領の魅力を広く伝えきるならば、つよく大きな党をつくることは必ずできます」と力説し、「綱領を縦横に語り、歴史に深く学び、つよく大きな党をつくる仕事に、新たな決意でとりくもう」と訴えたのです。

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