文化

加藤健一事務所『黄昏の湖』

加藤健一事務所の第120作目は、アーネスト・トンプソン原作の『黄昏の湖 On Golden Pond』(訳=小田島恒志、小田島則子、演出=西沢栄治)。

『マリコにもほどがある!』

2025年も早くも3分の1が過ぎようとしているが、「そうそう、2024年、こんなことがあったなあ」と思い起こさせてくれるのが本書。作家で日本大学理事長の著者による、週刊誌連載のご長寿エッセーの単行本である。

【ドラゴンクエスト】ゲームの世界観をバレエに

漫画やアニメ、さらに2・5次元ミュージカルの枠も飛び越えたのが、スクウェア・エニックスのゲームソフト「ドラゴンクエスト」です。アニメ化されている作品でもあるのですが、なんとクラシックバレエの演目として1995年から不定期に公演が行われているのです。

【連載企画㉞】公伝で泣いた敬三を後継者に 渋沢栄一と偉人達 ~令和日本への温故知新~

明治40年(1907)6月、渋沢栄一は東京・兜町の事務所の一室で、人生に大きな影響を与えた徳川慶喜の伝記編纂に取り掛かりました。同時に、史実の正確さを期すため、慶喜自身を招き、さまざまな疑問をただす会合を持つことになりました。

映画『プロフェッショナル』

本作の舞台は北アイルランドで、時代設定はアイルランド共和軍(IRA)によるテロが頻発した1970年代。

『寺社勢力』

著者は1960年代、中世社会について権門体制論を提唱し、学界に大きな影響を与えた。従来、中世は旧来の公家と宗教、新興武家の三権力が対立抗争していたとの説に対し、公家・宗教・武家の権門三者はそれぞれ相互補完的だったとし、よく分からない寺社の実態を明らかにしたのである。

人形の墓

今回は「耳無し芳一」などで知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が登場します。彼自身が11歳の少女から直接聞いた奇談です。

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