教育

子供のメンタルを守る「婚姻」

 同性カップルに「婚姻」を認めないことについて、札幌地裁は「違憲」、大阪地裁は「合憲」と判決が分かれていました。今回は、同性愛者がパートナーと「家族」になるための法制度が存在しないことを、「違憲状態」と判断しました。

「梅毒」感染が1万人を突破

 はい。10月23日時点で1万141人となり、現在の調査方法になってから(1999年以降)最多だった昨年の7983人を大きく上回り、1・5倍ほどのペースとなっています。7月の記事(第94回)で1万人突破の恐れがあると書きましたが、ペースはさらに速まっています。

結婚への意欲を高める方法

 はい。特に、「結婚し、家族を持つことは当然」「結婚したら子供を持つべき」といった従来の規範への支持が大きく落ち込んでいます。良く言えば「当たり前」「普通」といったプレッシャーから解放されたとみることもできますが、結婚に向けて若者の背中を押す力が弱まったとみることもできます。

少子化・人口減はさらに加速

 はい。昨年6月に実施した調査の結果が9月9日に公表されたのですが、その内容は非常に心配なものでした。結婚することや、子供を持つことへの意識が、さらに低下したのです。まず、「いずれ結婚するつもり」と考える未婚者の割合が、男女ともに低下しました。男性は前回(2015年調査)の85・7%から81・4%に、女性も89・3%から84・3%に4~5ポイント も減少したのです。

父親の育休取得率上昇?

 2021年6月の「育児・介護休業法」改正で、22年4月、10月、23年4月と3段階に分けて、育休を取りやすい環境整備を進めることになっています。4月には妊娠・出産を届け出た労働者に、企業の側から個別に育休取得を働き掛けるよう義務付けがされました。

家族力の低下とダブルケア

 3歳の女の子が5時間以上も通園バスに閉じ込められて亡くなった事件ですね。車内は相当の高温に達していたとみられ、持っていた水筒も飲み干し、服も脱いだ状態で発見されたようです。どれだけ辛つらい思いをしたかと考えると胸が締め付けられます。

少子化·人口減少は「文明病」?

2000年以降で初めて40万人を割り込み、38万4942人になってしまいました。昨年同期と比べて2万人以上減っており、率にすると約5%の減少になります。昨年の最終的な出生数は81万1604人で過去最低を記録していましたが、このままのペースが続くと、今年は80万人を割り込むかもしれません。

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