健康ファミリー

サルコペニアの予防

きちんとした栄養と運動を  サルコペニアとは主に加齢により全身の筋肉量と筋力が低下した状態です。「サルコ」とはギリシャ語で筋肉、ぺニアとは喪失を意味し、これを合わせた言葉です。「以前より転びやすくなった」「重い物を持ち上げられなくなった」「階段が上がれない」などの症状があれば、サルコペニアの疑いがあるかもしれません。要介護にならないために今から気を付けましょう。 (看護師・岡本澄美子)

朝日で体内時計をリセット

~全ての活動をリズムよく~  1年前から続けている習慣は、雨でない限り、夜明けとともに犬と約40分散歩し、そのあと草抜きや水路掃除などの力仕事をして、朝風呂かシャワーを浴びてから朝食を取ること。8月は4時半くらいから歩いていましたが、今は6時少し前から。散歩相手の犬は近所のゴールデンレトリバーで、6歳のオス。散歩に連れて行く人がいなくなったので、4年前から引き受けています。

近年増加する糖尿病

~生活習慣改め血糖コントロールを~  11月14日は世界糖尿病デーです。この日を含む1週間を「全国糖尿病週間」として、全国各地で糖尿病に関する講演会や健康相談、街頭での広報活動などが行われています。近年糖尿病患者は増加傾向にあります。血糖が高めといわれたまま放置していないでしょうか?  この機会に自分や家族の血糖値を知り、糖尿病について学んでみましょう。 (看護師・岡本澄美子)

秋に思う人生の意味

今を喜びで満たす  秋のお彼岸に合わせるかのようにヒガンバナが咲きました。人生の季節も秋を迎えると、生きていくことの意味をしみじみ考えさせられます。志望の大学に入ったものの、理想を追い過ぎて中退し、父を病気で失ったばかりの母をさらに悲しませました。

大腸がんで死なないために

~陥没・平坦型は内視鏡検査を~  大腸がんとは大腸(結腸、直腸、肛門)に発生するがんで、正常な粘膜から発生するものと線種という良性のポリープががん化するものがあります。近年増加傾向にあり、罹り患かん率は男性は胃がん、肺がんに次いで3番目、女性は乳がんに次いで2番目です。男女総合では最も罹患率が高いがんですが、早期に発見することで完治が可能ながんです。 (看護師・岡本澄美子)

気になる尿酸値

~プリン体減らし水2リットル摂取を~  叔父が92歳で亡くなりました。10年間ほど人工透析で通院し、最後の1年間は人工透析の設備がある老人施設に入り、ほとんど寝たきりながら、最後まで頭は明晰(めいせき)で、それなりに幸せな終末期だったようです。

がんリスクを下げる

生活習慣守り感染対策を  国立がん研究センターが2019年8月に公表したがんの5年生存率は全体で66・1%でした。がんは不治の病と言われていましたが、早期に発見治療することで克服できる時代になりました。一方、死因の第1位はがん(悪性新生物)で昭56年以降のトップを占めており、3人に1人ががんで亡くなっている現状です。がん発生要因の多くは生活習慣と感染です。これらのリスクを下げ、がんになりにくい体をつくりましょう。 (看護師・岡本澄美子)

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