健康ファミリー

環濠も武器もない平和な暮らし

登呂遺跡と水田  先日、静岡市を訪れた折、弥生時代後期の登呂遺跡を見学しました。発見されたのは戦時中の1943年で、本格的な発掘調査は47年から。竪穴式住居や高床式倉庫、田んぼの跡が見つかり、「平和で素朴な米づくりの村」という日本社会の原風景が明らかになって、敗戦に打ちひしがれた日本人に大きな希望を与えたそうです。

熱中症警戒アラートに注意

3密を避けながら熱中症予防  熱中症は暑い環境に体が対応できず、体内の水分や塩分バランスが崩れ発症するもので、毎年7月から8月に多く発生しています。めまいや立ちくらみ程度の軽いものから、けいれんや意識障害など、時には死の危険を伴うものなどさまざまです。日常生活で予防することもできますが、今は感染対策など3密を避けながら対策を行うことが求められています。 (看護師・岡本澄美子)

関わり合いから慈悲の思い

農業・地域活動で自然と一つに  私は編集、執筆の仕事の傍ら、田舎で仲間と農業をしていますが、昨年からのコロナ禍でリモートワークが主流になり、農業と地域活動の時間が増えました。そこでより感じるようになったのは、人は日常の活動を通して自然と一つになれるということです。その自然には周りの地域や人たちも含まれています。

基本に返り感染対策の継続を

新型コロナとワクチン  新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいますが、感染の収束はまだ見えず、集団免疫を持つにはまだまだ時間がかかりそうです。感染の危険は潜んでおり、油断することなく感染対策を継続しなければなりません。いま一度、基本に立ち返り、新型コロナウイルスを正しく知り、正しい感染対策を取らなければなりません。 (看護師・岡本澄美子)

石垣島に移住、国を超えて活躍

アメリカ人夫妻の生き方  日本の南端、沖縄県八重山諸島の石垣島に暮らすアメリカ人夫妻、ゲアリ・ワイコフさん(65)とスーザンさん(64)は共にバハイ教徒で、英会話講師として来日し、山口県、熊本県、福岡県などを経て2001 年、終いの住み家を探して移住。私は共通の友人の紹介で1月に知り合い、通信アプリ「LINE」のビデオトークで意気投合、「石垣島の一番良い季節」という3月に訪ねました。

高齢者や免疫力低下の人は注意

帯状疱疹  帯状疱ほう疹しんとは痛みを伴う皮膚湿疹で、神経に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが疲れやストレスなどによって活動を活発化することで発症します。ほとんどの日本の成人はこのウイルスを持っていると言われており、50歳を過ぎると発症率が高くなるので注意が必要です。 ( 看護師・岡本澄美子)

入浴後に真向法とストレッチ

筋力と柔らかさを保つ  わが家の近くの里山では孟もう宗竹のタケノコがたくさん取れます。去年まではイノシシが食べ飽きた頃から掘っていたのですが、2台の箱型わなで捕獲してきた効果か、今年はイノシシの食害はほとんど見られませんでした。

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