特集

子供の不登校問題「行かなくていいよ」が解決の糸口に

有効な対策打ち出せず 夏休み明けの9月に増える「不登校」。全国の小中学校で2022年度に不登校だった児童生徒は、29万9048人で過去最多となるなど、国も有効な対策を打ち出せていない。不登校の児童生徒をケアしている教育関係者や保護者の体験から、わが子が不登校になった時にどのように向き合えばいいのか探った。(竹澤安李紗)

アメリカ大統領選挙2024 トランプ氏と結束した共和党、現地からレポート!

11月の米大統領選に向け、共和党全国大会が7月15~18日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された。全世界を震撼させた暗殺未遂事件からトランプ前大統領が奇跡的に助かったことで、党大会はかつてないほどの盛り上がりを見せた。現地取材した本紙の記者3人が党大会の様子を報告する。

【東京都知事選2024分析】ネット駆使で番狂わせ 新時代の戦術見出す

7月7日、投開票された東京都知事選挙は、現職の小池百合子氏(71)が三選を果たした。石丸伸二氏(41)、蓮舫氏(56)と続いた。当初は、蓮舫の2位が予想されていたが、SNSやユーチューブを駆使した石丸氏が躍進した。都知事選で石丸氏が見せた戦い方は今後の国政選挙、地方選挙に影響を与えることは避けられず、既成政党にも危機感が高まっている。

「信教の自由を守れ」不当な旧統一教会解散請求の問題点

選挙遊説中の安倍晋三元首相が暗殺されてから、8日で2年。事件をきっかけに山上徹也被告が恨みを抱いていたとされる世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)への非難・攻撃が強まり、岸田文雄政権は、法的根拠不確かなまま、同教団の解散命令請求に突き進んだ。

パリ五輪メダル予想は「45個」注目競技は柔道とブレイキン

パリ五輪が7月24日(26日開会式)~8月11日までの日程で開催される。 セーヌ川やコンコルド広場、グラン・パレなどを開会式の舞台や競技会場とするなど、歴史ある都市パリの魅力を最大限に活かした大会となる。

夫婦別姓は子供への影響を軽視「家族制度崩壊へ」

選択的夫婦別姓制度の導入を巡る議論が活発になっている。経団連が早期実現を求める提言を行ったほか、これまで慎重な態度を示してきた自民党内でも、賛成の声が広がりつつある。だが、こうした議論には子供への影響や具体的な家族像を想定した視点が欠けており、家族の一体感が失われる懸念が指摘されている。拙速な議論が進む夫婦別姓問題の本質を探った。

台湾地震から2か月 復興後も観光客戻らず

台湾東部・花蓮沖を震源とし、18人が死亡した大規模地震の発生から2カ月余り。被害が集中した花蓮県を訪れてみると、市街地は休日を楽しむ人々でにぎわい、被災地であることを感じさせない様子だった。しかし、観光客の姿は少なく、観光業に依存する地元経済の復興が課題となっている。

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