特集

強制棄教を目的とした拉致監禁 後藤徹氏が12年5カ月の「死闘」語る

棄教・脱会を目的として親族によって拉致監禁された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者は、実に4300人以上とされる。12年5カ月間にわたって監禁された後藤徹さん(61)は、解放から17年となる2月10日に自伝「死闘 監禁4536日からの生還」を出版した。「戦後最大の人権侵害」とも言われるこの問題を社会に訴えるため、後藤さんは声を上げ続けている。

家族で向き合う「終活」のススメ

人生100年時代といわれ、国民の4人に1人が75歳以上の日本。誰にも訪れる最期の時に備えようと、「終活」という言葉も浸透している。自分の一生を振り返ることは、生きた証しを残すこと。限りある時間をどう過ごし、その日をどう迎えるかは、家族で向き合っていきたい問題だ。

「どうなる?選択的夫婦別姓制度」広まってしまった大きな誤解

結婚しても夫婦がそれぞれの姓を名乗る選択的夫婦別姓制度が、今国会の大きな焦点になっている。立憲民主党などの野党をはじめ公明党や日本経済団体連合会(経団連)は、導入を推進。

「日韓トンネル」はいまー唐津・釜山・対馬から

今年12月、日本と韓国は国交正常化から60年を迎える。中国が覇権主義的な動きを強める中、東アジアにおける日韓関係の重要性は増しており、長期的に見ればアジア諸国全体で協力関係を築いていくことも必要だろう。アジア共同体の繁栄を目指す「国際ハイウェイ構想」の一つに、日本と韓国をつなぐ「日韓トンネル」プロジェクトがある。建設予定地を訪れ、現状を探った。(日韓トンネル取材班)

第2次トランプ政権「黄金時代始まる」米国内に拡がった左派思想 一掃へ

第47代米大統領に就任した共和党のドナルド・トランプ氏(78)は1月20日、首都ワシントンの連邦議事堂内で就任演説を行い、「黄金時代が今始まる」と述べた。バイデン前政権下で悪化した不法移民問題、また海外の戦争を終結させる取り組みを強調した。さらに左派思想の一掃にも取り組み、「米国を再び偉大にする」決意を示した。(ワシントン山崎洋介)

「能登半島地震と阪神淡路大震災」復興の道のりと鎮魂

能登半島地震から1年。少子高齢化、過疎化が進む能登半島地域で起きた地震は、地方都市が抱える問題を浮き彫りにした。一方、都市直下型震災で兵庫県や大阪府などが被害を受けた阪神淡路大震災から今年で30年。耐震化見直し、緊急治療の優先順を決めるトリアージなど日本の災害・防災対策を見直すきっかけとなった。

サンデー編集長新春座談会「これからを継ぐ者たちへ」

2025年1月1日で創刊・創業50周年を迎えた『世界日報』。その立ち上げ当時から携わり、その後、週刊新聞紙『サンデー世界日報』が創刊され、初代編集長に就任した和田賢一氏(1991〜92年まで)と現編集長の佐野富成氏(2021年〜)が、記念座談会を行った。世界日報の歩み、サンデー創刊の歴史、編集長としての苦労などを話してもらった。(サンデー編集部)

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