《10》禁中並公家諸法度
武家諸法度と共に幕府は元和元年(1615)、朝廷や公家を統制する禁中並公家諸法度を制定しました。禁中は皇族、御法度は法律のこと。朝廷や公家を幕府の支配下に置き、彼らが主体的に動いて力を付けることを防ぐためです。 日本の政治が安定していたのは、歴史的に権威と権力が分離されていたからとされます。
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武家諸法度と共に幕府は元和元年(1615)、朝廷や公家を統制する禁中並公家諸法度を制定しました。禁中は皇族、御法度は法律のこと。朝廷や公家を幕府の支配下に置き、彼らが主体的に動いて力を付けることを防ぐためです。 日本の政治が安定していたのは、歴史的に権威と権力が分離されていたからとされます。