≪11≫生涯唱え続けた「日課念仏」
晩年、家康は「南無阿弥陀仏」を唱えるだけでなく、その6文字を細長い紙に幾つも書き連ねるようになります。つまり「写経」で、その「日課念仏」が全国で数点残されていて、家康の信仰を伝えています。
日課念仏は徳川家の宗教である浄土宗の念仏行で、1日に唱える念仏の回数を定め、日々唱えることです。
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晩年、家康は「南無阿弥陀仏」を唱えるだけでなく、その6文字を細長い紙に幾つも書き連ねるようになります。つまり「写経」で、その「日課念仏」が全国で数点残されていて、家康の信仰を伝えています。
日課念仏は徳川家の宗教である浄土宗の念仏行で、1日に唱える念仏の回数を定め、日々唱えることです。