サンデー編集部

鐘紡における中興の祖ー実業家 武藤山治

戦前、繊維産業はかつての鉄鋼、および現在の自動車と共に基幹産業であった。鐘淵紡績株式会社(以下鐘紡)の中興の祖といわれた武藤山治が支配人・社長を務めた明治から昭和初期にかけて、日本の産業界で最も国際競争力のあったのが紡績業であった。 武藤山治は、慶応3(1867)年に美濃国安八郡(現在の岐阜県海津市)で、父・佐久間国三郎、母・たねの長男として生まれた。慶應義塾において福沢諭吉の下で学び、卒業後はアメリカへ留学した。帰国後、武藤に改姓。三井銀行などを経て、明治27(1894)年に鐘紡へ入社、兵庫支店の支配人となる。大正10(1921)年、社長に就任した。新しい経営手法を取り入れ、日本有数の企業に育てた手腕はよく知られている。

解散総選挙に備え各党に動き、「草刈り場」立民を共産が積極工作

解散総選挙に備え、各党が動きだしています。共産党の小池晃書記局長は6月20日、記者会見で、立憲民主党(立民)の泉健太代表が次期衆院選での共産党との選挙協力を否定していることについて「一刻も早く撤回してもらいたい」と述べました。 小池氏はまた、「撤回すれば、市民と野党の共闘で戦っていきたい方針は変わっていないから、それなりの対応をしていくことになる」とも語っています。立民は今、分裂含み状態、「草刈り場」と化しつつあり、共産の触手が伸びています。

過激化するLGBT理解、子供たちへの影響と今後への不安

LGBT(性的少数者)理解増進法は国会でわずかな審議しか行われずに、多くの問題点を抱えたまま成立した悪法と言える。懸念が指摘されて、日本維新の会・国民民主案を事実上丸呑みした形で修正しても、それは変わっていない。 ◆「理解の増進」に潜む罠 最初に指摘しなければならない重大な問題点は「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の推進」を掲げた法の目的と基本理念だ。この目的達成のため、政府に基本計画の策定を義務付けるとともに、地方自治体に施策の策定と実施、事業者・学校にも協力するよう、努力義務を課している。

映画『探偵マーロウ』

クラシカルな大人のミステリー 銀幕デビュー45周年を迎える名優リーアム・ニーソンの記念すべき出演100本目となる映画『探偵マーロウ』が、6月16日より公開中だ。演じるのは、作家レイモンド・チャンドラーが1930年代に著した小説シリーズの主人公、探偵フィリップ・マーロウ。これまで名だたる俳優たちによって演じられ、トレンチコートに帽子を被り煙草をふかすというイメージはそのままに、紳士的でありながらアクションシーンもこなす、渋くてかっこいいリーアム版マーロウをご堪能あれ。

Q.「群れる」女子との付き合い方

職場の女子グループが盛り上がっていると、「居場所のなさ」を感じます。群れから抜けると、何を言われるか分からないので怖いのです。だからと言って、盛り上がりの輪に入ってしまうと、「気に入らないテーマであっても、あなたたちと一緒に盛り上がる」ようで嫌なのです。群れる女子の中で、居場所をどのようにつくっていけばいいでしょうか。 (名古屋市在住 会社員27歳 独身)

チャットGPTで 何ができるの?

彩 最近「生成AI」という言葉をよく目にするようになったね。どんなAIなの? 父 生成AIはその名の通り、画像や文章、音声、映像に至るまで、さまざまなコンテンツを生み出すことができる人工知能なんだ。「ジェネレーティブAI」とも呼ばれているよ。 彩 これまでのAIとは何が違うのかな?

変わりゆく世界、日本の針路を考える

これまで令和時代の日本について、「家族」という視点からさまざまな話題を取り上げて解説してきました。もちろん、日本の未来を考える上で、家族の在り方はとても重要な要素です。ただし、現在の日本にはそれ以外にも、安全保障やエネルギー・資源、災害対策、環境問題など待ったなしの課題が山積しています。 一方で国の舵取りを担う政治を見ると、いよいよ「55年体制」と言われた保守・革新の対立構図が崩れ、先が見通せない乱世の様相を見せ始めています。

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