これからどうなる?日本共産党

M・ガブリエル氏が「資本論」批判、共産主義の考えを危険と明言

マルクス・ガブリエル氏は世界的に注目されている哲学者です。1980年生まれですから現在44歳。ドイツ・ボン大学の哲学科正教授に史上最年少の29歳で就任しました。今年6月、「倫理資本主義の時代」(ハヤカワ新書)を上梓しています。

学術会議の法人化反対、中国「軍事」に協力、日本研究に反対でいいのか

「しんぶん赤旗」(7月24日付)に、政府の日本学術会議法人化方針に反対する特集記事が「解説ワイド」として掲載されています。2020年10月に菅義偉首相(当時)が日本学術会議法に違反して会員候補6人の任命を拒否し、続く岸田政権は任命拒否を続ける一方で、学術会議の法人化の方針を決定。さらに有識者懇談会を開いて法制化を検討しました。

「共産主義の自由」論 M・レビン氏が批判と代案

7月14日、仙台市内で小池晃書記局長を迎えて「国政、平和、未来と希望を語るワクワク懇談会」が開かれました。講演の主題はいつもの「共産党が目指すのは人間の自由花開く社会」です。小池氏は資本主義の「利潤第一主義によって奪われているものは、モノやカネだけでなく『時間だ』」と強調し、資本論の剰余価値論を前提に「日本で1日8時間働くとして、その内訳を『生活のために必要なものを生み出す時間は3時間42分、資本家の懐に入れるものを生み出すための時間は4時間18分だ』という研究もある」と述べました。

東京都知事選で敗北、「立憲共産党」にレッドカード

東京都知事選挙の投開票が7日に行われました。結果は小池百合子氏(71)が約292万票を獲得して大勝。自公が支援しました。続いたのは石丸伸二氏(41)で約165万票。共産党が数カ月も準備し全力応援した蓮舫氏(54)は約127万票しか取れませんでした。立民、共産、社民が結束して戦った結果でした。

志位氏の「人間の自由」論 論拠の労働価値説が間違っている

志位和夫議長は和歌山で懇談会を開催し、「自由に処分できる時間」と共産主義の魅力について語ったといいます(「赤旗」5月27日付)。共産党は今年に入り党幹部は皆、志位議長が明らかにしたという「人間の自由論」の徹底と普及に懸命です。

沖縄県議選の結果、オール沖縄・共産党の終焉

沖縄県議選(定数48人)の投開票が6月16日に行われました。その結果は驚きでした。玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」勢力が大幅に議席を減らし、知事を支持しない保守系勢力が16年ぶりに過半数を獲得したのです。知事不支持派27人、支持派20人、中立が1人となりました。

福岡で「集い」開催 「大きな物語」語れず批判だけ

共産党・田村智子委員長は6月9日、福岡市内(中央区)で開催された「日本の未来と日本共産党を語る集い」に参加しました。そこで日本政治を変える展望を力説したといいます。はどうなのでしょうか。

人気の記事