これからどうなる?日本共産党

「ジェンダー平等」政策、党創建以来の革命路線を捨てた結果だ

共産党の志位委員長は11月4日、東京都内で開催された新日本婦人の会(新婦人の会)第31回全国大会にビデオでのあいさつを寄せました。その中で「ジェンダー平等の日本へ力を合わせよう」と呼び掛け、「平和、暮らし、ジェンダー、全国の草の根から、女性の切実な願いを実現し、社会を前に進めてきた新婦人のみなさんに、心からの連帯のメッセージを送ります」と述べました。

李克強前首相の死去、「赤旗」報道は中国への「配慮」なのか

中国の李克強前首相が死去しました。68歳、若すぎる死です。李氏が首相・常務委員を退任してわずか7カ月。10月26日、上海のプールで遊泳中に心臓発作を起こし、翌27日未明に亡くなりました。日本のメディアは連日、大きく報道しています(11月1日現在)。しかし「しんぶん赤旗」の報道は「異常」と指摘せざるを得ないほど淡泊、無視ともいえる姿勢なのです。

立民、共産が党首会談、総選挙に向けて意味不明の「合意」

志位和夫委員長と立憲民主党・泉健太代表が10月23日、国会内で党首会談を行いました。「しんぶん赤旗」10月24日付では、1面に大きく「次の総選挙での連携確認」と記されています。 立民・泉代表は、国会での協力を呼び掛けるとともに、参院徳島・高知選挙区補選での協力に謝意を述べました。

「日本学術会議」問題、改革は共産党「支配」をやめさせることだ

日本学術会議の総会が10月2日に開催され、新会長が選任されました。新会長は光石衛・東京大学名誉教授です。政府はこれまで、「日本学術会議の見直し」を進めてきました。  

党創立101周年記念講演会③、路線転換の「ジェンダー平等」をスルーする欺瞞

志位和夫委員長は記念講演(9月15日)の「まとめとして」「新たな100年 つよく大きな党をつくろう」と語りました。 「内外の情勢は、この現状の打開を強く求めています」とし、「綱領の魅力を広く伝えきるならば、つよく大きな党をつくることは必ずできます」と力説し、「綱領を縦横に語り、歴史に深く学び、つよく大きな党をつくる仕事に、新たな決意でとりくもう」と訴えたのです。

党創立101周年記念講演会② 戦前「弾圧」史 背景を歪曲し美化

志位和夫委員長は9月15日、記念講演「歴史に深く学び、つよく大きな党を―『日本共産党の百年』を語る」で、「日本共産党百年史」第1章「日本共産党の創立と戦前の不屈の活動(1922~45年)」を要約して以下のように語っています。「わが党の戦前の歴史は、党創立のはじめから天皇制権力によるくりかえしの苛烈な迫害と弾圧を受け、これに命がけで抗しながら」の活動だった。

党創立101周年記念講演会、「武装闘争」と朝鮮戦争のつながり「無視」

志位和夫委員長は9月15日、党創立101周年記念講演会を、党本部と全国をオンラインでつないで開催しました。題目は「歴史に深く学び、つよく大きな党を―『日本共産党の百年』を語る」です。戦前や戦後の活動、さらに綱領路線確立以降の闘いについて、時期を区切りながら語ったのですが、今後の共産党を占うために必要かつ重要なポイントを挙げてみようと思います。

人気の記事