これからどうなる?日本共産党

党創立101周年記念講演会② 戦前「弾圧」史 背景を歪曲し美化

志位和夫委員長は9月15日、記念講演「歴史に深く学び、つよく大きな党を―『日本共産党の百年』を語る」で、「日本共産党百年史」第1章「日本共産党の創立と戦前の不屈の活動(1922~45年)」を要約して以下のように語っています。「わが党の戦前の歴史は、党創立のはじめから天皇制権力によるくりかえしの苛烈な迫害と弾圧を受け、これに命がけで抗しながら」の活動だった。

党創立101周年記念講演会、「武装闘争」と朝鮮戦争のつながり「無視」

志位和夫委員長は9月15日、党創立101周年記念講演会を、党本部と全国をオンラインでつないで開催しました。題目は「歴史に深く学び、つよく大きな党を―『日本共産党の百年』を語る」です。戦前や戦後の活動、さらに綱領路線確立以降の闘いについて、時期を区切りながら語ったのですが、今後の共産党を占うために必要かつ重要なポイントを挙げてみようと思います。

「汚染魚」発言の衆院候補予定者、党「見解」に沿う発言で候補辞退の悲劇

小池晃書記局長は9月11日、元市議会議員で広島6区の小選挙区候補だった村井明美氏の立候補取り下げを発表しました。原因となったのは村井氏の「汚染魚」発言(9月7日)です。共産党はこれまで福島第1原発処理水を「汚染水」と呼んできました。志位和夫委員長は8月22日の記者会見で、汚染水の海洋放出を中止するよう求めています。

辺野古・設計変更不承認を巡る訴訟、県が敗訴、共産小選挙区議席維持ピンチに

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、国が設計変更申請を承認するよう是正指示したことは違法であるとして、沖縄県が指示の取り消しを求めた訴訟の上告審判決が4日、最高裁第1小法廷で行われました。岡正晶裁判長は、「(国の)申請を承認しない県の対応は違法」だとして、県の請求を棄却した福岡高裁那覇支部の判決を支持し、上告を棄却しました。

福島第1原発の「処理水」問題、放出中止は中国の威圧による日本の敗北

共産党の小池晃書記局長は8月28日、国会内の記者会見で、記者から東京電力福島第1原発事故の処理水の海洋放出について問われ、「日本の漁業関係者はもちろんだが、近隣諸国の理解を得ることも、日本政府としての大事な責任だ」「今の事態を解決する責任は日本政府にある。海洋放出を中止し、中国政府と事態の打開に向けた協議を行うべきだ」と述べています。

福島第1原発処理水の放流、あくまで「汚染水」と言い続ける共産党

8月23日付「しんぶん赤旗」1面に志位委員長の記者会見の内容を報じる記事が掲載されています。驚きは見出しです。「汚染水の海洋放出を中止せよ」とあります。22日付の1面でも小池書記局長の会見記事が掲載されており、同じく東電(東京電力)福島第1原発事故の「汚染水」とあります。

「日本共産党の百年」を発表、「武装闘争は分派がやった」は責任転嫁

共産党は7月25日、党史「日本共産党の百年」を発表しました。記者会見の場で、志位委員長は「無謬主義の党という非難があるが、いかに事実に反するか分かってもらえる」として、昭和27年に旧優生保護法改定に賛成したことは誤りだったと明確に認めた事実が記されていると「強調」したのです。

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