文化

『寺社勢力』

著者は1960年代、中世社会について権門体制論を提唱し、学界に大きな影響を与えた。従来、中世は旧来の公家と宗教、新興武家の三権力が対立抗争していたとの説に対し、公家・宗教・武家の権門三者はそれぞれ相互補完的だったとし、よく分からない寺社の実態を明らかにしたのである。

人形の墓

今回は「耳無し芳一」などで知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が登場します。彼自身が11歳の少女から直接聞いた奇談です。

【連載企画㉝】『徳川慶喜公伝』への強い想い 渋沢栄一と偉人達 ~令和日本への温故知新~

これまで、渋沢栄一に関わる人々を取り上げてきましたが、栄一にとって生涯を通して大きな影響力を与えたのが、何といっても江戸幕府最後の将軍となった徳川慶喜でした。今回は、栄一が抱き続けた慶喜への想いを集約した伝記について紹介したいと思います。

『土と生命の46億年史』

「作れないということは、それを理解できているとはいえない」とノーベル物理学賞受賞者のリチャード・ファインマン氏は語った。著者によると、科学がつくれない二つのものが「生命と土」だという。本書では土から見た46億年の地球史を追い、生命と文明を生み出した人工土壌をつくるためのヒントを記している。

≪4≫言葉遊びから文芸へ 狂歌に浮世絵を付け出版

万葉の時代から日本人は、自分の心の中を歌として言葉にすることで表現してきた。それが定型化されて五・七・五・七・七の和歌になり、次いで五・七・五の発句と七・七の脇句の、長短句を交互に複数人で連ねて詠んで一つの歌にしていく連歌が生まれた。

【刀剣乱舞 ③】所在不明の日本刀見つかる

刀剣乱舞はもともと、『刀剣乱舞 Pocket』というスマートフォン用ゲームソフトです。

【連載企画㉜】後藤新平を見出す 渋沢栄一と偉人達 ~令和日本への温故知新~v

今回は、前回に引き続き石黒忠悳を取り巻く人々を取り上げたいと思います。

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