独断と偏見『漫画・アニメ評』

【BLUE GIANT】絵から音を奏でる

日本の漫画作品の特徴として挙げられるのは、「音」の表現法の豊かさです。 現在、音の表現法を使った最高傑作と言われているのが、ジャズ音楽を題材にした「BLUE GIANT」(作・石塚真一)です。

【漫画ベルサイユのばら】歴史ロマン作品

歴史漫画作品の中でも別格と言われるのが、漫画「ベルサイユのばら」でしょう。通称「ベルばら」と呼ばれ、多くのファンから慕われています。

【中国古代史】三国志

前回、前々回と歴史漫画を紹介しました。日本を代表する歴史漫画といえば、横山光輝原作の『三国志』(潮出版社、希望コミックス)を挙げる方も多いでしょう。歴史が好きになったきっかけの作品という人もいるかもしれません。

【覆る定説】新九郎、奔る!

戦国時代の始まりは、足利幕府将軍家の後継者争いから幕閣の有力者、全国の有力大名同士が争った応仁の乱(1467~77)とされています。その乱世の中で生まれた最初の戦国大名として、名前が挙がるのは北条早雲です

【歴史】逃げ上手の若君

〝中先代の乱〟をご存じでしょうか。時代は鎌倉幕府滅亡後、倒幕を指揮した後醍醐天皇の建武新政(1333~36)が行われた時に起きた出来事です。1335年、実質最後の幕府執権と言われた北条高時の遺児・時行(この時10歳とも)が鎌倉幕府再興のために兵を挙げ、足利直義が守る鎌倉を一時、占拠します。

【歴史と文化】乙嫁語り

キルギス、タジキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン。中央アジアと言われるこれらの地域を舞台にした漫画作品があります。 「乙嫁語り」(作・森薫)です。現在単行本で14巻が発刊されています。前回紹介した「ふしぎの国のバード」と同じKADOKAWAの漫画雑誌「ハルタ」で連載され、現在は漫画雑誌「青騎士」で連載しています

週刊と月刊

漫画の連載を掲載するには、三つの方法があります。 週刊、月刊、そして隔月。アニメ化されるのは、週刊誌に掲載されたものが大半を占めます。月刊と隔月はより物語を深く落とし込んだ作品が多く、ややマニアック的な部分を多く含んでいます。

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