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受け継がれる三代目の挑戦

 今から1年前、クラウドファンディングで支援者350 人、総支援額360 万円を2カ月で集めた。新ブランド・コーポレートサイトとオンラインストアの準備をしていた(株)山西牧場が、3 月1 日から本格始動した。 同事業を進めたのが、茨城県で養豚業を営む農家の3代目・倉持信宏さん。大学卒業後、生ハムや食文化を学ぶため1年間スペインに留学。帰国後ハム工房での研修を経て現職に就いた。

留学生が挑んだコンテスト

 甲子園出場を目指し、台湾から沖縄尚学高校(沖縄県那覇市)に留学した2年の張博瀚さん(17)は、2月9日に東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された第13 回全国高校英語スピーチコンテストの第1部(ノンバイリンガル)で3位「全英連会長賞」を獲得した。

元受刑者を積極雇用

昨年11 月中旬、札幌市内の繁華街であるすすきのに「おかえり」という名の一軒の居酒屋がオープンした。10 席ほどのカウンター席と小さな座敷が一つあるだけの店だが、小ぎれいで感じのいい雰囲気を醸し出している。  佐賀牛と沖縄もとぶ牛の牛肉を産地直送で取り寄せ、美おい味しい料理を提供するお店。ちょっと変わっているのが、このお店の経営者の中村浩士さん(44)が元検察官の弁護士であること。

「ハーフ」でなく「ダブル」

米国の海兵隊が使用する普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市。この街の住宅街にある公共施設を間借りして運営されているのがフリースクールの「アメラジアンスクール・イン・オキナワ」だ。  校長の小嶺斐子さん(36)は、生徒に対し、ネガティブな響きがある「ハーフ」という言葉を使うことを避ける。

郷土の料理を伝え続ける

「料理に大事なのはひと工夫とひと手間、食べさせる人のためを思う、おもてなしの心です」  そう語るのは、千葉県山武(さんむ)市で料理教室の講師などを務める富谷治代さん。専ら教えているのは、古くから冠婚葬祭や地域の集まりの時のごちそうとして受け継がれてきた千葉県の郷土料理「太巻き寿ずし司」。

エゾシカの商品化を目指す

「シカ猟師になって森を守りたい」こう語るのは現在、道北の音威子府(おといねっぷ)村に在住する秋山實さん(69)。趣味が「山登り」と「スキー」とあって5年前に北海道に移住した。

明るい話題を届けたい

 令和時代が始まる2日前の平成最後の「昭和の日」、新しい週刊紙『グッドニュース沖縄』が沖縄で発行された。1年前、感動した話や心温まる話を掲載している、みやざき中央新聞の存在を知った知念尚美さん(49)と夫の章さんは、「沖縄でもこうした心温まる話題を届けたい」と発行を決意。わずか3カ月という準備期間を経て、発行にこぎ着けた。

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