ひと

幻想的な曲で新境地を

 曲から舞台作品などに展開するケースは少なくないが、コンサートから曲が誕生するのは希(まれ)。今月の4日に発売されたばかりの金沢明子の最新曲『月観月(つきみづき)』(作詞=東逸平、作曲= nojo)は、そんな曲である。

音楽は奇跡を起こす

 台湾の台南に生まれ、現在岡山市で歯科医を本業とする三船文彰さんは「音楽には奇跡を起こす力がある」という信念を胸に、チェロ奏者としてあるいはプロデューサーとして音楽活動に情熱を注ぐ。

明るい笑顔観客にも

今夏デビュー25周年を迎えた沖田真早美は、笑顔の絶えない歌手で、まるで演歌界のスマイル・シンデレラ。最新曲の14枚目シングル『葉桜しぐれ/津軽じょんからひとり旅』(作詞=麻こよみ、作曲=徳久広司)は、これまでとかなり趣向が違うという。

実写一転アニメに

「あなたは、この作品をどう思いますか?」――。インタビューの冒頭、自分たちの作品の感想を尋ねてくる2人の女性の真剣な眼まなざ差しに圧倒された。

遊牧民への感謝を行動で

人生の半分をモンゴル取材にささげてきた男、清水哲朗さん。「まずは自分がモンゴル人にならないと、自然な写真が撮れない」と語る通り、遊牧民の日常に入り込んで風景や表情を捉えるのが、清水さんのスタイルだ。そのため1度や2度、客人として訪ねるのではなく、何度も通って同じものを食べ、力仕事も手伝う。

車いすで富士山登頂へ

レース中に起きた事故で、瀕ひんし死の重傷を負いレーサーとしては再起不能と言われ、一時期は「死」とも向き合う状況にもなった元レーシングドライバーの長屋宏和さん。事故で頸髄損傷四肢麻痺となり車いすの生活を余儀なくされている。車いす用のレインコートを開発し、北京、バンクーバー(冬季)、ロンドンのパラリンピック日本代表選手団に提供したことで注目を集めた。

特攻隊の想いを舞台で

 毎年8月になると日本は鎮魂の月を迎え、先の大戦で亡くなった人たちに思いを馳(は)せる。その時期に合わせて上演されてきた、日本や家族のために特攻隊員として散った若者たちを題材にした舞台作品「流れる雲よ」が今年、米国で公演される。

人気の記事