令和時代の日本のかたち

「人づきあい」も社会貢献

―最近、「子持ち様」という言葉を聞きました。 子育て世代に向けた皮肉としてインターネット上で使われ始めた言葉ですね。子供の送迎や急な発熱などで仕事を休んだり、早退する方に対する、他の従業員の不満が背景にあるようです。

婚姻制度の意義揺らぐ?

―「同性婚」を巡る札幌高裁の判決が反響を呼んでいます。 婚姻を男女間に限定している民法の規定を巡っては、全国各地で同様の訴訟が起こされています。

「GDP世界4位」の捉え方

はい。内閣府が15日に発表した2023年の日本の名目GDPがドル換算で4兆2106億㌦となり、1月にドイツ連邦統計局が発表した4兆4561億㌦を下回りました。

右旋回しはじめた欧州

―欧州で右寄りの政党の躍進が目立っているようですね。 欧州と一口に言っても国ごとに状況が異なるので一概には言えませんが、さまざまな分野で従来の政策を見直す動きが強まっているのは確かです。

KADOKAWA書籍の刊行中止騒動

―トランスジェンダーに関するKADOKAWAの翻訳書籍が刊行中止に追い込まれました。 非常に残念な決定ですね。本書は欧米で大きな反響を呼び、既に10カ国語に翻訳もされています。各国で賛否両論を巻き起こしていることも事実ですが、それだけ重要な事柄を扱っているとも言えます。

イスラエル支持が広がらない背景

―パレスチナ情勢が混迷を極めています。 そうですね。ガザ地区ではイスラエルによるハマス掃討作戦が展開されていますが、もう一つの戦場はメディア空間です。ガザの惨状を強調するハマスと、ガザ住民を盾にするハマスの卑劣さを強調するイスラエルとの間で情報戦が繰り広げられています。

「ハマス」の源流にテロ肯定の思想

「ハマス」の源流にテロ肯定の思想 ―イスラエルで大変な悲劇が起きました。 イスラム過激派「ハマス」による突然の攻撃で、数百人が虐殺され、100人以上が生きたまま連れ去られて人質になっています。女性や子供に対する残虐行為は文字にするのも憚られるほどで、拡散した動画は世界中に衝撃を与えました。

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