ひと

人生を振り返る一作に挑戦

小説「82年生まれ、キム・ジヨン」。2016年に韓国で出版され、130万部以上の売り上げを記録したベストセラー作品で日本、英国を含む16カ国で翻訳されている。日本では2018年に出版され話題となった。同作品を原作にした映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が現在公開中だ。

法教育でいじめと向き合う

 子供の生活に関わる法律を易しい言葉で解説した『こども六法』の著者、山﨑聡一郎さんは、講演などで子供たちと接しながら、法教育を通じたいじめ問題の解決に取り組んでいる。

歯並び整え人々を笑顔に

 新潟県長岡市で歯並びの矯正治療をしている澤秀一郎さんは、40年以上にわたって地域の人々の健康に寄り添ってきた。「人の心も体も美しくして、笑顔でありがとうと言ってもらえる。こんな仕事はめったにないですよ」とやりがいを語る。親子2代で治療してもらうリピーターもいるほど、皆に親しまれている先生だ。

イスラムの真の姿を伝える

 「イスラム教の本当の姿を、日本人に正しく伝えたい」という思いを強く抱いている人がいる。東京都渋谷区にあるモスク「東京ジャーミイ」で、広報と出版を担当している下山茂さんだ。

人生歌い魂を揺さぶる

魂を揺さぶる歌声――。この人の歌を一曲聴いた時、そんな言葉が浮かんだ。その歌唱の説得力は、どこからくるのだろう、と思わずにおれなかった。  専門的に言えば、声域はアルトだが、心に染み入る歌声からは、何事も恨まずに前向きに歩き続ける、そんな生きざまが伝わってくる。

師がデビューの背中押す

「諦めなければ夢はかなう」幼い頃から歌が好きだった若尾真利さん。友人に促されアイドルオーディションに応募。そのオーディションは、「地元からスターを誕生させたい」というふるさと山梨県で開催された。結果は優勝。15歳の青春真っ盛り、特待生として歌手デビューの道が開かれた。

留学で再発見した情熱

「私の先生の先生をたどっていくと、作曲家・リストまでさかのぼる。そのリストはベートーヴェンの孫弟子だったから、私の音楽家としてのルーツもベートーヴェンに直結する。クラシック音楽はこうして現代までつながっているんです」舞台を終えたピアニスト、佐野優子さんは朗らかな笑顔を浮かべた。

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