ひと

災害時にトイレの備えを

災害大国・日本。いつどこで大規模災害が起こるか分からない。もしもに備え、準備すべきことは何だろう。飲食物の備蓄、避難場所の確認、非常時の連絡手段――いずれも大切であり、必要なことだ。  だが、忘れがちだが、人間が生き物である以上、避けては通れない課題がある。「トイレ」の問題だ。トイレ環境の改善や災害時のトイ問題などに取り組むNPO法人「日本トイレ研究所」(東京・新橋)の代表理事を務める加藤篤さんは「被災地では毎回トイレ問題が起きており、被災された方はみな辛つらい思いをしている」と訴える。

38年越しで完成したドキュメンタリー映画

戦後の日本映画界を代表する黒澤明監督。そのダイナミックな映像表現は海外でも高く評価され、国内外で多くの映画賞を受賞してきた「世界のクロサワ」。  彼の最高傑作の一つ『乱』(1985年公開)がどのようにして撮影・製作されたかを監督のそばで、若きプロカメラマンと共に録音を担当したのが当時まだ大学生だった河村氏である。

ウクライナの映画人たちに支援を

「とにかくロシアとウクライナの戦争は早く終わってほしい」  そう語るのは、東京国際映画祭で長年、コンペティション部門などの作品を選考するディレクターを務めていた矢田部吉彦さんだ。

「人様のために生きる」が心の羅針盤

「うちのお店の近くにある高級エステサロンは1時間1万2000円。その代金なら、うちで4回施術を受けられますね」  松本市並柳店を中心に長野県でエステサロン8店舗を経営する上條啓子さん。ほかに、結婚相談室「ウエディングベルさつき」、古本・レコード・CD・DVD買取「サツキBOOKS」を営む。明確な経営ポリシーを持ち、それを確実にこなす手腕で安定した店舗運営を展開する。「さつき」は、誰よりも上條さんを愛してくれた亡き母の名前だ。

基準・訓練を徹底し国難に挑む

東京駅から歩いて10~15分ほどの場所にある、大手町の古い合同庁舎に自衛隊による新型コロナワクチンの大規模接種センターが置かれている。昨年5月から11月の約半年間、休みなく運営し続け、1日当たり約1万人以上の接種を行った。  日本でも最大規模となるワクチン接種会場のセンター長を務めたのは、自衛隊中央病院の診療技術部長である水口靖規氏だ。2020年にクラスターが発生したダイヤモンド・プリンセス号への対応を指揮した人物でもある。

世界の名峰 登頂·撮影続けて40年

 日本百名山中の80の頂に登り、海外ではネパール、スイス、カナダ、中国などの名峰に登り、撮影してきた林伯雄さん(80)。建国記念の日の2月11日から3日間、富山県民会館ギャラリーで傘寿記念写真展「山に魅せられて四十年」を開催し、多くの来場者から賞賛を浴びた。

地域密着でネパールの魅力伝える

「ヒンズー教と仏教を信じる人が多いので、神様の踊りが多いです。額に付けた赤い印はティカと言い、自分を神様が守っているというお守りです。伝統的な踊りに加え、アレンジした踊りも教えています。傘を持った踊りは、神様に雨が降ってほしいと激しく踊ります」と話すのは、秋田初のネパール・インドダンス教室「ヒマラヤダンスアカデミー」の代表リマ・マハラザンさん。華やかな伝統衣装が印象的だ。

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