特集

軽んじられた信教の自由 民法上の不法行為根拠に家庭連合へ解散命令

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に対して東京地裁(鈴木謙也裁判長)は3月25日、解散を命じる決定を下した。民法上の不法行為を根拠とした解散命令は初。家庭連合は東京高裁に即時抗告する。拙速な手続きの上、証拠として提出された陳述書の虚偽が明らかになりながら、非訟事件として宗教法人を解散させることは、憲法が保障する「信教の自由」を軽んじるものに他ならない。

【世界日報50周年】スクープの裏側を振り返る第2弾 沖縄一坪地主問題・左翼活動家の実態を暴く

日本の防衛の砦ともいえる沖縄で反基地運動の機運が高まっていた1996年、嘉手納飛行場と普天間飛行場に共有地を持つ「一坪反戦地主」の多くに県外の左翼運動家が名を連ねていたことが、世界日報の記者2人の取材で明らかになった。取材の背景と、当時を知る人の話を聞いた。

怒涛のトランプ改革ーアメリカの有識者たちへインタビュー

米国でトランプ大統領が1月20日、再就任した。矢継ぎ早に打ち出す大胆な政策や方針は、国内外の既存の秩序や概念を覆すほどの勢いだ。「怒涛のトランプ改革」をどう見るか、米国の識者に聞いた。

強制棄教を目的とした拉致監禁 後藤徹氏が12年5カ月の「死闘」語る

棄教・脱会を目的として親族によって拉致監禁された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者は、実に4300人以上とされる。12年5カ月間にわたって監禁された後藤徹さん(61)は、解放から17年となる2月10日に自伝「死闘 監禁4536日からの生還」を出版した。「戦後最大の人権侵害」とも言われるこの問題を社会に訴えるため、後藤さんは声を上げ続けている。

家族で向き合う「終活」のススメ

人生100年時代といわれ、国民の4人に1人が75歳以上の日本。誰にも訪れる最期の時に備えようと、「終活」という言葉も浸透している。自分の一生を振り返ることは、生きた証しを残すこと。限りある時間をどう過ごし、その日をどう迎えるかは、家族で向き合っていきたい問題だ。

「どうなる?選択的夫婦別姓制度」広まってしまった大きな誤解

結婚しても夫婦がそれぞれの姓を名乗る選択的夫婦別姓制度が、今国会の大きな焦点になっている。立憲民主党などの野党をはじめ公明党や日本経済団体連合会(経団連)は、導入を推進。

「日韓トンネル」はいまー唐津・釜山・対馬から

今年12月、日本と韓国は国交正常化から60年を迎える。中国が覇権主義的な動きを強める中、東アジアにおける日韓関係の重要性は増しており、長期的に見ればアジア諸国全体で協力関係を築いていくことも必要だろう。アジア共同体の繁栄を目指す「国際ハイウェイ構想」の一つに、日本と韓国をつなぐ「日韓トンネル」プロジェクトがある。建設予定地を訪れ、現状を探った。(日韓トンネル取材班)

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