特集

石破首相が退陣表明 1年で政権に幕、新総裁誕生へ

石破茂首相(自民党総裁)は9月7日、退陣を表明した。昨年の衆院選に続き7月20日投開票の参院選でも大敗し、自民党は結党以来、初めて衆参両院で少数与党に転落。これ以上の政権運営は不可能と判断した。10月4日投開票の自民党総裁選では次期総裁が決定し、石破政権は約1年で幕を閉じることになる。

昭和100年 世界に広がる日本の歌謡曲

今年は昭和100年の区切りの年だ。近年、日本だけでなく海外でも昭和歌謡への関心が高まり、昭和歌謡ブームが訪れている。中でも1970年代から80年代後半に生まれたシティーポップをはじめとする歌謡曲は、東南アジア地域を中心に人気を博す。高度経済成長期に生まれた音楽がなぜ幅広い層に好まれるのか探ってみた。

米露ウが描く「戦後」 ウクライナ侵攻から3年半

ロシアによるウクライナ侵攻から8月24日で3年半がたった。同15日には米露首脳会談、同18日にはホワイトハウスにトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領のほか6人の欧州首脳が一堂に集い会談が行われ、ウクライナにおける戦争終結への機運が高まった。 「戦後」を見据えた駆け引きが本格化する中、米国、ロシア、ウクライナそれぞれの思惑を探る。

遊びながら防災を学ぶ 9月1日は防災の日

9月1日は防災の日だ。地震や水害など大規模災害のリスクが叫ばれているが、自然災害の発生を正確に予測することは難しく、自分や家族、友人がいつ被害を受けるか分からない。いざという時に命を守れるかは、日ごろの備えやそれによって培われた判断力によるところが大きい。近年、ゲームや遊びを通じて幅広い世代に防災知識を学ぶ場を提供する試みが始まっている。

終戦から80年 語り継ぐ、これからのために

今年は終戦から80年の節目の年だ。当時を知る人の数は年々減少しており2025年現在、戦争を体験した人は人口の1割に満たない。戦時中の話を聞くこと自体が簡単ではない時代が、すでに始まっている。 現代とは価値観も常識も違う時代の出来事を、これからの日本をつくる世代にどう継承していくか。当時のありのままを語る人たちに話を聞いた。

商業捕鯨再開から6年 日本人と鯨

日本が2019年に約30年ぶりの商業捕鯨を再開してから6年がたった。昨年には73年ぶりに建造された国産の大型捕鯨母船が竣工。水産庁も商業捕鯨の再開後初めて、捕鯨対象種を追加するなど、捕鯨文化の再興に力を入れている。

’25参院選から探る自公過半数割れ

第27回参院選が7月20日に投開票された。自民、公明両党の獲得議席は47議席にとどまり、石破茂首相が勝敗ラインとした「50議席」に達しなかった。参院全体では非改選の75議席と合わせても過半数に届かない122議席。自民中心の政権が衆参とも少数になるのは1955年の自民党結党以来初めてだ。与野党の戦いを振り返る。(世界日報参院選取材班)

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