サンデー編集部

前代未聞の「中総」延期、松竹・鈴木氏除名問題が尾を引く

機関紙「しんぶん赤旗」電子版は5月13日、「8中総の日程延期」の記事を配信しました。「8中総」とは「第8回中央委員会総会」を指します。2005年に離党した共産党元幹部・筆坂秀世氏は、「『中総』の延期などこれまで一度も聞いたことがなく、まさに前代未聞です」(デイリー新潮5月29日)と述べています。 筆坂氏は、この「前代未聞の出来事」の背景は「除名」問題であると指摘します。今年1月、「大物」の現役共産党員2人が共産党批判の本を上梓しました。一人は鈴木元氏(78歳)。『志位和夫委員長への手紙』(かもがわ出版)で、「党首公選制」の導入を主張。表紙には志位委員長は辞任すべきだ、との文言も入っています。

台湾の勝算、中国民衆を味方に付けよ

日本の対応が戦局を左右 軍事大国化する中国が武力侵攻に踏み切った場合、戦力で劣る台湾に「勝算」はあるのか。ウクライナのような「非対称戦」を中核にした「全体防衛構想」を提唱し、台湾の蔡英文政権に大きな影響を与えた李喜明・元参謀総長が、世界日報のオンラインインタビューに応じた。台湾が中国との戦力差を克服するための軍事戦略や日米の役割などについて聞いた。(聞き手=村松澄恵)

《6》法にない”罪”を見詰める

日本人の罪意識に言及 第9章「捕縄」は、信夫の罪に対する考察が描かれています。父の死後、主人公・信夫は家計を支えるため、裁判所の事務員になります。ある日、縄にかけられた虎雄を職場で見掛け、衝撃を受けます。虎雄は屋根から落ちた事件でも登場した、幼少期に信夫とよく遊んだ人物です。 信夫は母・菊に「おかあさま、人間て小さい時にいい子でも、大きくなって、そんなふうに変わるものでしょうか」と尋ねると、菊は、「信夫さん。人間てね、その時その時で、自分でも思いがけないような人間に、変わってしまうことがあるものですよ」と答えました。

LGBT法案、性差否定に強まる不信感

LGBT理解増進法案が呼ぶ混乱と分断 「LGBT理解増進法」に関して、自民と公明が修正案(与党案)を、続いて立憲民主、共産、社民3党が超党派議員連盟がまとめた法案を、日本維新の会と国民民主は対案を共同提出し三つの案が出そろった。しかし、「性差を否定しかねない」と法案そのものに反対する声も上がっている。 自民、公明両党が「LGBT理解増進法案」の修正案(与党案)を先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)開幕前日、衆院に提出した。

【南画家 直原 玉青】絵修業のため黄檗宗の禅僧に

洲本市立淡路文化史料館は江戸時代、徳島藩の御殿があった場所に造られ、史料館前の石垣と堀の一部が往時の面影を残している。同史料館には、国指定無形民俗文化財の淡路人形浄瑠璃やだんじりなどの民俗文化、有史以前の恐竜の化石や縄文時代から弥生時代の資料が展示され、南画の巨匠で幼少年時代を洲本で過ごした直原玉青画伯の記念美術館が併設されている。

BTSの後に続く新しい風①

第4次KーPOPブームとは 韓国発のボーイズグループでありながら、ワールドスターへと上り詰めた「BTS」。2015年にデビュー後、数々のヒット曲を生み出し、多くのファンの心を虜にしました。世界で最も権威ある音楽賞「グラミー賞」に3年連続ノミネートされるなど、世界中で爆発的人気を巻き起こしたのは記憶に新しいですね。 しかし、メンバーの兵役やソロ活動などにより、2022年にBTSは活動休止を発表しました。現在のK‐POP業界はBTSの築いた土台に便乗しようと、HYBE、JYP、SMなど、韓国の大手芸能事務所が次々と精鋭グループをデビューさせています。

第1回 地獄に行った桃太郎

本連載では、家族や友人につい話したくなるような昔話を国内外問わず、解説を交えつつご紹介していこうと思います。さて、連載の第1回ということで、王道の「桃太郎」を選んでみました。ただし、これからご紹介するのは岩手県紫波郡に伝わる桃太郎。岡山のイメージが強い桃太郎ですが、実は桃太郎話は全国各地にあるのです。

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