文化

<42>母・吉田登久子さん 太陽のように偉大な存在

私をこの世に産み育ててくれた母は、心身ともに健やかに、60年にもわたり、父と仲良く穏やかに暮らしてきた。母の存在は太陽のように偉大で、とても有り難く、心より感謝している。幼い頃から、家族のために栄養のバランスを考えた美味しい食事を作ってくれた。手先が器用な母は、得意の編み物で、可愛いセーターなどを編んでくれた。

『仏と冠婚葬祭』

コロナ禍で家族葬が主流になっている。島田裕巳氏の『葬式は、要らない』はその先取りだったかもしれないが、「葬式は必要~有縁社会をめざして」と反論したのが玄侑宗久氏。「葬儀という儀礼の持つ力で、ご遺族がある種の目覚めを体験し、踏ん切りをつけて歩み出すきっかけにしてほしい」からだ。それが葬儀の社会的側面である。

ミュージカルアニメ映画『トリツカレ男』

一つの事にのめり込むと、他の事が疎かになるほど没頭してしまう性格の青年ジュゼッペは、街の人たちから「トリツカレ男」と呼ばれている。ある時はバッタが飛んでいるのを見て三段跳びに取りつかれ、世界新記録を出し、またある時は探偵ごっこで難事件を解決。外国語やバルーンアート、昆虫採集など、次から次へとさまざまな物事に没頭する日々を過ごしていた。

枯芝に身を擦る猫や失業す(310)

家の中で猫は、柱やドアや家具の角などの出っ張っているところに身を擦る、いわゆる「スリスリ」する。人にもよく身を摺り寄せる。

姉妹鯉

今回は下野の国(現在の栃木県)に伝わる、美しい姫君たちの物語を紹介します。

映画『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』

夫婦喧嘩は犬も食わぬ、とよく言われる。 かつて愛し合い、幸せを誓い合った二人。夫婦となって子宝に恵まれ、順風満帆な生活が続くと思われていたが、一晩の嵐で、家族の運命は一変する。永遠の愛は、果たして存在し、持続するのか。

『あばたもえくぼ―自分でできる天然痘対策』

「天然痘」という感染症をご存じだろうか。 今から3500年ほど前、エジプト、さらにはるか離れたインドで、天然痘と言われる世にも恐ろしい病気が大流行した。

最新記事