ぶっくす

『きょう、ゴリラをうえたよ』

SNSでは、わが子の可愛らしい言い間違いを披露した投稿をよく見かける。あらゆる言葉を覚え、吸収している最中の子供たちは、何度も言い間違いや勘違いを繰り返しながら日本語を身に付けている。

『大人をお休みする日』

著者は高校3年の時に処女詩集『適切な世界の適切ならざる私』で中原中也賞を過去最年少18歳で受賞した詩人。NHKで放送された辞書編さん者・飯間浩明氏との対談が面白くて近著を読んだ。

『8番出口』

日本の駅地下通路を舞台に、脱出ゲームブームの火付け役として世界的人気を誇る同名コンピューターゲームを原作とした小説。8月29日から公開中の同名映画の監督・脚本を務めた著者による書き下ろしだ。 しかし、原作とは別物と言っていいだろう。

『積ん読の本』

あれもこれもと読みたい本を買ってしまい、読みきれずに未読の本がたまっていくことを「積読」と言う。こうした状態に悶々とする読書家も多いことだろう。

『オール沖縄崩壊の真実』

沖縄本島の主要メディアが「オール沖縄」寄りの報道を続けている。これに異議を唱えるのは、石垣島で孤軍奮闘する八重山日報の編集主幹。経済振興そっちのけで、米軍普天間飛行場の辺野古(名護市)移設反対というワンイシューでまとまった「オール沖縄」の誕生から衰退までが詳しく書かれている。

『儒教とは何か』増補版

宗教について著者は「死ならびに死後の説明者」と定義する。それゆえ最大の儀式が葬儀で、日本の仏式葬儀には儒教由来のものが多い。

『酒を主食とする人々』

酒を主食とし、体に必要な栄養素のほとんどを酒から摂取している人々がいると言われて、信じられるだろうか。

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