ぶっくす

『国民は知らない「食料危機」と 「財務省」の不適切な関係』

わが国の食料自給率は37%。カナダ258%、米国127%、英国72%などと比べ、先進国では最も低い水準にある。

『マリコにもほどがある!』

2025年も早くも3分の1が過ぎようとしているが、「そうそう、2024年、こんなことがあったなあ」と思い起こさせてくれるのが本書。作家で日本大学理事長の著者による、週刊誌連載のご長寿エッセーの単行本である。

『寺社勢力』

著者は1960年代、中世社会について権門体制論を提唱し、学界に大きな影響を与えた。従来、中世は旧来の公家と宗教、新興武家の三権力が対立抗争していたとの説に対し、公家・宗教・武家の権門三者はそれぞれ相互補完的だったとし、よく分からない寺社の実態を明らかにしたのである。

『土と生命の46億年史』

「作れないということは、それを理解できているとはいえない」とノーベル物理学賞受賞者のリチャード・ファインマン氏は語った。著者によると、科学がつくれない二つのものが「生命と土」だという。本書では土から見た46億年の地球史を追い、生命と文明を生み出した人工土壌をつくるためのヒントを記している。

『生成AIで世界はこう変わる』

生成AI(人工知能)は今や、「人類の歴史の転換点」とまで言われる。チャットGPTに搭載されている最新の言語モデルGPT4は、すでに司法試験や医師国家試験の合格レベルに達しており、大学受験の主要科目の問題もほぼ人間よりレベルの高い解答ができるそうだ。

『100万回死んだねこ』

「あれ、本のタイトル、間違えてない?」と思われたかもしれないが、本書は福井県立図書館の司書たちが見聞きしたクスッと笑える言い間違いを集めた「覚え違いタイトル集」。元ネタは絵本『100万回生きたねこ』。

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