文化

ねこに来る賀状や猫のくすしより(317)

 わが家の猫に、動物病院のお医者さんから年賀状が届いた。「くすし」とは、動物病院の医師のこと。人間には病院の先生から年賀状が来ることはないのに。今は、猫や犬に年賀状が来る時代になった。

劇評 加藤健一事務所『請願』

 奇遇にもこのタイミングで再演された、加藤健一事務所の『請願』(作=ブライアン・クラーク、演出=堤泰之)。下北沢の本多劇場で、12月3日から14日に上演された。  なぜ奇遇かというと、トランプ大統領が先日、核実験を仄めかしたからである。作品のテーマはなんと核問題。

老犬をまたいで外へお正月(316)

 日中は、部屋の通り道にどたりと横になって動かない。老犬になったら、やんちゃ盛りで、うるさくつきまとっていた頃が嘘のようにおとなしくなった。

地方都市で開催されたアニメ映画祭 その経緯は?

 4年ほど前、ある地方都市で長編アニメーション作品に特化した国際映画祭を開催することが決定しました。米国のディズニーやワーナー、日本の東映、東宝など大手企業の新作長編映画やシリーズ最新作、さらにインディーズ作品や個人作品も含むコンペティションを目指していました。

<48>イラストレーター・挿絵画家 楢喜八さん 新しい世界を描く

30年以上にわたり交流させていただいたイラストレーター、楢喜八(ならきはち)さんが逝去された。1979年、講談社出版文化賞受賞。2004年、田河水泡賞受賞。銀座の「ギャラリー路地裏」をはじめ、各所で「楢喜八作品展」を精力的に開催。最後まで絵筆を離さず現役を貫かれた、職人肌の画家だった。

『外国人急増、日本はどうなる?』

 不法滞在やクルド人問題など、「外国人問題」が日本で注目されている。性善説では日本人と常識の異なる外国人と接するには限界があるが、かといって極端な排斥を行ってはいけない。SNSなどで特に問題視されているのは一部の国から来た不法滞在者で、難民申請を繰り返し行い、それを隠れ蓑に国外退去せず就労しようとする人たちだ。

110万石の領主になった秀長と豊臣家を変えた「不幸」

 今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、豊臣秀吉を側で支え、後世「もしも彼が長生きしていれば、豊臣の天下は安泰だった」と言われた弟・豊臣秀長が主人公で、兄弟の立身出世から天下統一までが描かれる。晩年に従二位、大納言の官位を得て「大和大納言」と称された秀長が、紀伊国・和泉国・大和国110万石の領主となったのが奈良県大和郡山市の郡山城。ここで秀長は天正19(1591)年、52歳の若さで病死した。以後、秀吉の暴走をだれも止められなくなる。

最新記事