文化

『和歌と権力』

 幕末、信濃に「勤皇ばあさん」と呼ばれた農婦・松尾多勢子がいた。彼女は江戸から来た国学者に和歌を学び、51歳で京へ出ると、〝勤皇の志士〟の世話をするようになった。

映画『叛逆のサウンドトラック』

 1961年のコンゴ共和国(現・コンゴ民主共和国)で起こったルムンバ初代首相の暗殺事件と、その裏で米国政府が画策した「ジャズ外交」をテーマに描く。2025年アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされ、世界30以上の映画祭で最優秀賞や観客賞を受賞した。

『本を読めなくなった人たち』

 ニュースもコラムも、無料で読める時代になった。「文章にお金を払う」感覚は、若者に限らず、薄れつつある。短い動画を見て、分からないことは生成AI(人工知能)に要約させる。今、時間をかけて長文を読む意味そのものが揺らいでいる。

アニソン⑥ ささきいさおⅠ

俳優・歌手として活躍を続けるささきいさおは、アニメソング界で「アニソン四天王」の一人、または「アニソン界の大王」と呼ばれています。

「本能寺の変」から「中国大返し」へ

「天下布武」を目指す織田信長を最も苦しめた本願寺との石山合戦は1570年から実に11年かけて戦われた。信長を戦慄させた武田信玄の進軍も、本願寺の呼び掛けで北陸の門徒たちが上杉謙信を引き付けていたためであり、本願寺を中心に信長包囲網が築かれていた。信長の強運は、上洛を目指していた信玄が1573年に病死したことである。

『ヒトラーを怖れなかったキリスト者たち』

 「ドイツよ、一つになればお前は強くなる」は、ヒトラーが演説の最後に絶叫する常套句。第2次世界大戦期、ドイツの隅々まで拡散したこの常套句と黒・白・赤の鉤十字旗のもとで、ユダヤ人こそ「背後からの一突き」を行った「ドイツの血なき」劣等民族であると断罪し、なんと600万人を大量殺戮した。

映画『大統領のケーキ』

 1990年代、サダム・フセイン独裁政権下のイラクが舞台。厳しい生活を送る当時の庶民を描いた、アカデミー賞®国際長編映画賞のショートリスト15作品選出作。  9歳の少女ラミア(バニーン・アハマド・ナーイフ)は、学校で行われたくじ引きで、フセイン大統領の誕生日ケーキを作る係を命じられる。

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