文化

映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』

まるで「リアリティーゼロの小説」のような、信じ難い実話を描いた映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』が完成した。ノンフィクションライターの福田ますみ氏による渾身のルポ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(2007年、新潮社文庫)が原作。豪華キャストをそろえ、衝撃の冤罪事件を見事に映像化した。

猫老いていよよ賢し簟

簟は、竹を細く削って筵のように編み上げたもの。夏に畳などに敷いて、ひんやりとした感触を楽しむ。夏の季語。

広い土地がほしい!

今回は欲望の末路を描いた、文豪トルストイの寓話を紹介します。(編集・石井孝秀)

<23>動物まみれの人生

「カバ園長」の愛称で親しまれた西山登志雄さん。今のベテラン飼育員の多くは、カバ園長の西山さんをモデルにした「ぼくの動物園日記」(少年ジャンプ連載)を愛読して動物園に憧れたとか。

【連載企画㊸】岩崎の生い立ちと代替わり 渋沢栄一と偉人達~令和日本への温故知新~

ここで少し、番外編として渋沢栄一のライバルだった岩崎弥太郎について取り上げたいと思います。

ミュージカル『AI-WRI-EN』

人とAI(人工知能)との向き合い方を下敷きに、男女の心の機微を描いたミュージカル『AI-WRI-EN』(エイリアン、脚本・演出:山﨑聡一郎、音楽:久田菜美)が上演されている。

『立ち読みの歴史』

まず、立ち読みが行われるようになったのは近代、日本人が黙読をするようになってからのことだ。現代にも、書店の店頭で音読しながら立ち読みする人はいないだろう。江戸時代以前の日本人の読書は音読だったというのが通説である。

最新記事