教育

増え続ける高齢者は「幸せ」か?

高齢者の割合がさらに増加しましたね。ー敬老の日(9月20日)に合わせて総務省が発表した統計では、人口減少の時代にあっても、65歳以上人口は前年比22万人増えて3640万人になりました。総人口に占める割合も0・3ポイント増えて29・1%。これは世界でも圧倒的な第1位です。

総力で子供の命と未来を守ろう

児童虐待対応件数が20万件を突破してしまいました。---毎年、過去最高を更新しています。要因の一つとして通告意識の高まりも指摘されていますが、深刻であることは間違いないでしょう。何より日本は子供の数が年々減っており、一人ひとりの子供たちを本当に大切にしなければ未来の希望が失われてしまいます。

「ジェンダー」問題の落とし穴

また「ジェンダー」問題、女性差別をめぐって炎上が起きました。---TBS『サンデーモーニング』で、女子ボクシング金メダルの入江聖奈選手について、張本勲氏が「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」と発言したことが批判されました。

米国社会に「家族再生」の兆し

米国社会に「家族再生」の兆し家族の解体に歯止めはかかるでしょうか。---既に触れたように国勢調査で世帯人数は減り続けています。その数字だけを見ると、戦前の3世代同居の大家族が解体し、核家族、ひとり親へと向かう流れは変えられないように見えます。ただ、日本がその後を追い続けてきた米国の動向を見ると、近年、わずかながら希望的な変化が生まれています。

人口減の日本に希望はあるか

国勢調査(速報値)では地方の衰退も鮮明になりましたね。---はい。人口が増えたのは東京都、沖縄県など9都府県にとどまり、実に38道府県で人口が減少しています。東北、四国、山陰、九州などで減少幅が大きい県が目立ち、5%以上減った県も幾つか見られました。

人口減少よりも深刻なこと

昨年(2020)に実施された国勢調査の速報値が出ました。---そうですね。人口減少は既に周知の事実ですが、5年に1度の国勢調査で改めてその事実が確認されました。1920年の調査開始以来一貫して増え続けてきた我が国の人口は、前回調査(2015)で初めて減少に転じましたが、今回も前回からさらに86万8000人減少、1億2622万7000人となりました。

行き過ぎた運動に反対する自由

英国で興味深い判決があったようですね。---はい。思想・信条の自由に関して重要な判決がありました。この裁判の原告はマヤ・フォーステイターという女性です。彼女は2015年からシンクタンク「世界開発センター」で客員研究員を務めていましたが、トランスジェンダーに関する議論が原因となって契約を打ち切られてしまいました。

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