教育

偏向情報で「性的違和」と誤認

先回のペニーさんの事例は衝撃的でした。---自らをトランスジェンダーだと思い込んだ少女ですね。彼女は胸を切除した後、もう一度、女性の体を取り戻したいと募金を始めました。しかし、欧米では既にこうした「脱移行者」が多数存在しており、その多くが女性です。

助け合いの「強み」を失う日本

前回、大平首相の「家庭基盤充実」政策についての言及がありました。---今、その提言(以下、大平提言)を読み直すと、実際のその後の日本とのギャップを感じ、複雑な思いになります。当時(1980年)はすでに、家庭崩壊や福祉依存による社会保障費の増大など欧米先進国の課題が浮き彫りになっていました。それに対してわが国では、行政の公的扶助をいたずらに膨張させるのではなく、個人・家庭の自立・自助努力を中心に、職場や地域社会の助け合い(相互扶助)を生かして、自助、協助、公助のバランスの取れた日本型福祉社会をつくろうと構想していました。

よみがえる田園都市国家構想

「家族回帰」以外にも何か変化があるでしょうか?---内閣府の調査では、若者の地方移住に対する関心が高まっていることも分かりました。特に東京23区では、地方移住により関心を持つようになった若者が3割以上となっています。

新型コロナと「家族回帰」

各方面でコロナ後に対する模索が始まっていますね。---今回の新型コロナが私たちの価値観や生活のあり方に大きな影響を与えたことは間違いありません。内閣府が実施したインターネット調査(5月25日~6月5日)でも、国民意識の変化が明確に表れていました。

米国分断は対岸の火事ではない

 先回は、米国の人種間格差に家庭崩壊が影響しているとのお話しでした。 ---実は家庭崩壊が生み出す格差の問題は、人種間にとどまりません。白人社会の内部でも格差は広がっています。60年代の「モイニハン・レポート」では、黒人社会での婚外子やひとり親家庭の多さが貧困を生み出していると指摘されていました。しかし現在では、白人社会でも婚外子比率は29%に上り、父親不在の家庭で育つ子供も20%に達しています。これは60年代の黒人社会と同じレベルです。その結果、白人の中でも貧困や虐待のリスクに晒されて育つ子供が増えています。

人種間格差を解消する方法は?

米国で人種差別反対の動きが広がっていますね。---黒人男性が白人警官に窒息死させられたことをきっかけに全米規模の抗議デモが発生しました。世界に共感が広がる一方で、一部が暴徒化し、略奪行為も起こっています。トランプ政権打倒を狙う左翼過激派の「アンティファ」や、香港問題への批判をかわそうとする中国政府の関与を指摘する声もあり、運動の政治利用の動きについては注視する必要があるでしょう。

同性婚と結婚は区別すべき(後編)

男女の結婚と同性婚を区別すべきとのことですが、国民の多くはそう考えていません。---特に若い人の間でその傾向は顕著で、10~30代の約8割が同性婚合法化に賛成しています。ここには議論の不足が影響しているでしょう。

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