令和時代の日本のかたち

進む若年男性の保守化

米国の保守活動家、チャーリー・カーク氏が銃撃されて亡くなってから1カ月余りがたちました。彼が創設した「ターニング・ポイントUSA(TPUSA)」の活動は、若年男性の保守化をもたらし、昨年のトランプ大統領当選に大きく貢献したと言われています。

「新冷戦」挑発する中露朝

9月3日に中国・北京で行われた軍事パレードで、中露朝の3首脳が勢揃(ぞろ)いしました。中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の3人が揃うのは初めてであり、中露朝3カ国の首脳が天安門の楼上に並び立つのは1959年以来、66年ぶりでした。

中国の存在感際立つアフリカ

冷戦期には、米ソ両陣営が覇権を巡ってアフリカに大規模な支援を展開していましたが、冷戦終結とともに関心が薄れ、アフリカ各国では内戦や民族対立が頻発するようになっていました。

米英で宗教離れに歯止め?

―世界的に行き過ぎたリベラルへの反動が起きていますね。 トランプ政権の誕生が象徴的ですが、移民やLGBTQ政策、電気自動車(EV)、太陽光に代表される再生エネルギーの推進など、一見、先進的に見える政策の問題点が広く知られるようになったことが大きいでしょう。

出生率低下が世界的現象に

わが国の少子化が問題視されるようになって久しいですが、想定を上回る落ち込みに改めて衝撃が走っています。率直に言えば、今後も出産可能な年代の女性の数が減り続けるため、出生数の劇的な回復は望めません。本格的な人口減少を前提とした社会づくりが急務でしょう。

カトリックで新教皇が着座

—フランシスコ前教皇が亡くなり、新しい教皇が選ばれました。 はい。全世界から133人の枢機卿が集まって、教皇選挙「コンクラーベ」を実施しました。アウグスチノ修道会出身で南米ペルーでの宣教経験を持つロバート・プレヴォスト枢機卿が、第267代教皇レオ14世となりました。米国出身の教皇は初めてです。

性別に関する「良識」への回帰

ええ。トランプ政権の改革は「革命」と言ってもいいほどのスピードで進んでおり、そのうちの一つが行き過ぎた「性の多様性」に歯止めをかけることです。就任演説で、「性別は男と女しかない」と宣言したことは印象的でしたが、その後も矢継ぎ早に大統領令が出されています。

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