特集

蘇る悪夢、中立国さえも揺るがすロシアの脅威

北欧2ヵ国NATOに歴史的加盟 ロシアのウクライナ侵攻後、欧州全域を巻き込んだ戦争への危機感が漂った。ロシアと隣接するフィンランドは、旧ソ連時代の経験から、北大西洋条約機構(NATO)加盟に舵を切り、中立を標榜していたスウェーデンが追随。欧州は歴史的な動きが起きている。

拉致監禁問題、鈴木エイト氏「どうでもいい」発言に謝罪拒否

拉致監禁問題の議論再び 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者の強制棄教を目的とした拉致監禁問題にスポットが当たっている。きっかけは教団批判を繰り返すジャーナリストの発言で、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表の後藤徹氏を中心に抗議文が送られるとともに、緊急のシンポジウムも開かれた。

家族をも操る脱会屋の手口、拷問まがいの体罰も

◆「犯罪」黙認の牧師 拉致された後藤さんが監禁されたのは、新潟市内の見知らぬマンションの6階だった。激しく抗議する後藤さんに対し、全く聞く耳を持たない家族。部屋の窓には内側から特殊な鍵が付けられ、玄関ドアは、内側からも施錠できるタイプのものだった。

北朝鮮の脅威とは、止められない核・ミサイル開発

朝中露とどう向き合う ロシアの核恫喝で国際社会はウクライナへの侵略を止められず、かつてない核の脅威が高まっている。極東のロシア、核戦力を増強する中国、核保有を公言し弾道ミサイル開発に拍車を掛ける北朝鮮に囲まれ、日本は同盟国・米国の核の傘の下にいるだけでいいのか。日本が進むべき選択を模索する。

共産党、次々と暴かれる真実 “不都合な党員は除名“

現役党員が党を訴える 党首公選を求めた現役党員を除名処分にし「非民主的」と批判を受けた日本共産党。今度は、持続化給付金の「不正受給」が浮上している。党直系の兵庫県灘民主商工会(民商)に所属していた現役女性党員が、「灘民商から解雇され党から権利制限処分を受けたのは不当」として共産党中央委員会などを相手取り神戸地方裁判所に訴えたのだ。

同性婚訴訟、一審判決出揃う 「同性婚否定は1地裁のみ」

同性カップルが結婚できない現行制度は「憲法違反」として、全国5地域の当事者が起こした「同性婚訴訟」の一審判決が出そろった。大阪地裁は「合憲」、残りは「違憲」「違憲状態」で、賠償は認めず、原告が控訴した。 同性カップルを男女の夫婦と同等と捉える傾向を強める司法。一夫一婦制を核とした伝統的な家族は崖っぷちに立たされている。

結婚の意味とは?同性婚問題巡る婚姻制度崩壊の危機

「私見の入らない論拠によって同性婚への賛同を論証するのは不可能だ。論証するためには、結婚の目的、あるいは目標や意義についてのなんらかの構想に頼らなければならない」 こう述べたのは、共同体主義者として知られるハーバード大学の政治哲学者マイケル・サンデル教授だ(「これからの『正義』の話をしよう」)。

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