特集

東アジア止まらぬ少子化、唯一人口増加するモンゴルの国政

中国の台湾有事が叫ばれている中、その裏で、東アジア(日本、韓国、北朝鮮、中国、モンゴル、台湾、マカオ、香港)が人口減少と少子化の波に襲われている。その中でモンゴルだけは人口が増えている。

「物流2024年問題」荷物が届かなくなる?

日本経済の大動脈ともいわれる物流業界が、危機に瀕している。今年4月1日から、トラック運転手の時間外労働に上限が課されるためだ。人手不足と物流の停滞が懸念される一方、コンビニやスーパーなどの小売業者、メーカー側で対策に乗り出しているところもある。

過酷なアニメ制作現場に働き方改革「精神の余裕が良作を生む」

「宮崎駿監督の作品を超えないといけない事態になった」第2回新潟国際アニメーション映画祭(新潟市)のトークショーで富野由悠季監督が、独特の言い回しで若きアニメーターたちにハッパを掛けた。苛酷な制作現場で知られるアニメ業界。だが今、少しずつ変化が起きている。

東日本大震災から13年、地震・津波体験風化させない

東北地方を中心に起こった大震災から13年。着実に進んでいる記憶の風化を止める方法の一つに被災者や遺族による「語り部」の存在がある。一方、原発事故による風評被害と向き合う日々が今も続いている。「語り部」や風評被害の「盲点」についてまとめた。

能登半島地震から2ヶ月「震災からの復興目指す」

能登半島地震から2カ月が経った。再建への動きが地元住民を中心に徐々に始まってはいるものの、交通や生活のインフラの復旧が不十分なためその歩みは遅い。

ウクライナ侵攻2年、日本で暮らす避難民の今

ロシアによるウクライナ侵攻から、2月24日で2年が経った。日本でも避難民を受け入れ、約2000人が全国各地で生活している。異国の地で避難生活が長期化する中、さまざまな状況やニーズの変化も生じてきた。

ラオス・タイ、中国の経済植民地化進む

先週のカンボジアに続き、池永達夫編集委員による東南アジアにおける中国の影響について、国家の財政も中国に依存しているラオスと、米国・中国とのバランス外交を取ってきたタイの2カ国を紹介する。特にラオスでは経済特区に中国の警察が常駐するなど経済・交通インフラ整備で依存度が増し、「債務の罠」による破綻が危惧されている。

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