サンデー編集部

メープル風味のカリカリ芋けんぴ

【材 料】 < 2 ~ 3 人分 調理時間:15 分> サツマイモ・・・・・・・・・・・・・・1 本 メープルシロップ・・・・・・・・・・大さじ6 揚げ油・・・・・・・・・・・・・・・適量 【下準備】  サツマイモを軽く水洗いし、長さ2~3等分に切り分けて1cm 角の棒状に切り、水にさらしたら、ペーパータオルで水気を拭き取ります。

世界に3ヵ所、安山岩の柱の造形

観光立国への新ルート 昇龍道を行く《30》 東尋坊(福井県)  断崖絶壁が続く福井県坂井市の奇勝地・東尋坊(とうじんぼう)を、海上と絶壁の上から見渡した。11月の日本海は夏に比べて、凪(なぎ)の日がグッと減る。遊覧船の機関士曰わく。「月に7日あるかどうかでしょう」。記者が乗船した日は晴天だったが、波浪1メートルで船が大きく傾くことしばしばだった。    東尋坊の乗り場は、切り立った断崖の狭い入り江の中にあり、波が高いと危険なので事故防止のため、2㎞ど離れた三国サンセットビーチから出航する。この日も残念ながらそこから出た。舫綱(もやい)を解いて「さぁ!出航」。男性添乗員が進行方向に広がる景観を、慣れた口調で解説していく。    途中、「気分が悪くなったらお知らせください」とアナウンスされたが、40人ほどの乗客はみな無事に最後まで楽しんだ。コースは東尋坊の先の雄島(おしま)まで、30分かけて周回する。    ここの岩場は「輝石安山岩の柱状節理」と呼ばれ、地質学的には大変珍しい。これだけのスケールは世界で東尋坊を含めて3カ所しかなく、韓国の金剛山とスカンディナビア半島のノルウェー西海岸のみだそうだ。もちろん国の天然記念物に指定されている。    五角形、六角形の柱状の岩が集まり、水面からの高さは約25m もある。ビルの8、9階相当だ。奇岩にはハチの巣岩、ライオン岩、大池など独特の名前が付き、乗客は揺れる船内からなんとか絶景を画像に収めようと、踏ん張ってカメラを構えていた。  遊覧船を降りて、切り立った絶壁に立った。碧(あお)い海原は透明度が高く、波しぶきの白さが際立っている。恐る恐る近づくが、足が竦(すく)んでしまう。遊歩道が整備され、場所によっては険しい岩場を波打ち際まで降りることもできる。    奇岩の中でも「スゴイ!」と思ったのはロウソク岩だった。日没になると柱状に夕日がかかり、まるで灯明(とうみょう)のように見えることから付けられた。神々しいこの光景を目にした先人たちは、どれほどの畏敬を感じてきただろう。    東尋坊には、もう一つ遊歩道がある。文学好きにはたまらない道で、無料駐車場近くの米ケ脇から東尋坊を経て、雄島まで続く約4㌔の荒磯遊歩道だ。クロマツが生い茂り、場所によっては断崖上に続く。地元ゆかりの文人や詩人、俳人たちの文学碑が立っている。高見順、三好達治、高浜虚子、山口誓子ら9人の名前と詩が刻まれている。    遊歩道の先には朱塗りの大橋が架かり、雄島に渡ることができる。土地の人から「神の島」とあがめられ、石段を登ると大湊神社が鎮座している。島を巡る遊歩道には樹齢100年を超えるタブノキやスダジイが茂り、海食による崖も続いて、東尋坊とは一味違った景観が楽しめる。 (「昇龍道」取材班)

魅了された芸術家に焦点

「学生時代に美術史を学んでいた時、分厚い美術史の本を見ていました。その中に草間彌生さんのことが書いてあったんです」一目で、草間さんのコラージュ作品に魅了されたという映画監督のヘザー・レンズさん。その時の感動が忘れられず草間さんのドキュメンタリー作品「草間彌生∞INFINITY」を制作した。

ニンニク香る塩麹の鶏じゃが

【材 料】 <3~4人分 調理時間:30 分> 鶏もも肉・・・・・・・・・200g じゃがいも・・・・・・・・3個 人参・・・・・・・・・・・1 本 玉ねぎ・・・・・・・・・1/ 2 長ネギ・・・・・・・・・・1本 マッシューム・・・・・・・6個

日韓交流のために起業

「テレビなどのマスコミでは韓日関係は最悪だといわれていますが、民間レベルでは決してそのようなことはありません」こう語るのは札幌市内で韓国語教室などを経営する鄭子龍さん(49)。ダンス教室、通訳・翻訳、物産を取り扱うなど多彩な分野で活動する。

朝日で体内時計をリセット

~全ての活動をリズムよく~  1年前から続けている習慣は、雨でない限り、夜明けとともに犬と約40分散歩し、そのあと草抜きや水路掃除などの力仕事をして、朝風呂かシャワーを浴びてから朝食を取ること。8月は4時半くらいから歩いていましたが、今は6時少し前から。散歩相手の犬は近所のゴールデンレトリバーで、6歳のオス。散歩に連れて行く人がいなくなったので、4年前から引き受けています。

外国人客に参拝の手ほどき

観光立国への新ルート 昇龍道を行く《29》 金沢「御朱印ツアー」  金沢を訪れる外国人観光客に神社など参拝の作法を知ってもらい、日本の文化や風習に理解を深めてもらおうと、金沢星稜大学女子短期大学部の学生5人が「おもてなし小娘」を結成し、「金沢の神社にて御朱印集めツアー」を企画。このほど、兼六園(国特別名勝)周辺に鎮座する四つの神社を参拝した。    企画したのは経営実務科2年次生のHさんで、学業の傍ら、昨年春から金澤神社で巫女のアルバイトをしている。北陸新幹線の開通で参拝に訪れる外国人が増えたが、案内するうちに手水の仕方や二拝二拍手一拝など参拝の作法が分からず、戸惑っていることに気付いた。神社には英語の表記もなく、このままではいけないと感じ、ゼミで異文化交流を学ぶ4人の友人たちに企画を持ち掛けて始めた。     金沢駅やゲストハウス、フェイスブックで発信したところ、フランス人やドイツ人、イギリス人、インド人、ベトナム人など14人が応募。20代から30代後半の男性6人女性8人が集い、金澤神社と尾山神社、石浦神社、護国神社を巡った。活動は今年度の大学コンソーシアム石川の「学生による海外誘客チャレンジ事業」に採択され、「おもてなし小娘」としてスタートすることができた。  「最初はスタンプラリーのようなもので、神社に行ってスタンプを押すだけと考えていましたが、参拝した証として戴くものと分かり、気持ちの持ち方がとても大切だと気付きました」「記念にもなるし、後で神社のことを思い出すことができます」と振り返っている。同世代の間では「御朱印」が京都を中心にブームになっており、着物姿で散策しながら集めるのが魅力とのこと。  参拝した外国人も、御朱印を手にすると感動。その場で一枚一枚が毛筆で丁寧に手書きされ、手渡しまで少し時間がかかるが、それでも彼らは喜びを隠さない。金澤神社の御朱印には文字の上に金箔がポイントされ、高級感たっぷりだ。    外国人からは「これまで日本の神社をたくさん訪れたが、しきたりを知ったのは今回が初めてでとても嬉しかった」(オランダ人)、「主催者と宮司さんの双方から神道の概念について多くを学ぶことができた。日本文化と伝統を知る晴らしい経験でした。別のツアーも企画して欲しい」(インド人)などが寄せられた。また、「英語を話すのは難しいと思うが、恥しがらずにもっと使って欲しい」など激励の声も。    ツアーを振り返った「おもてなし小娘」たちは、前田利家公を祀る尾山神社で「あの像は誰か」とか、ちょうど七五三のシーズンで「その意味を聞かれた」などを出し合い、「基本的な知識を説明できるように準備しておくことが大切ですね」と貴重な体験を話し合っていた。(写真はすべて「おもてなし小娘」提供) (「昇龍道」取材班)

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