これからどうなる?日本共産党

迫る第29回党大会、除名者の攪乱に怯える党本部

2024年1月の党大会に向けて、共産党の心配は募る一方のようです。松竹伸幸氏や鈴木元氏ら除名者による妨害策動の可能性があるというのです。両氏の主張の中心は「党首の公選制」の実現でした。11月30日、日本共産党組織局長・土方明果氏が赤旗紙面で警告しています。見出しは「除名処分された人物による党大会かく乱策動について」です。

志位氏の社会主義・共産主義論、共産党は「空想」しか語れなくなったのか

日本共産党福岡県委員会は11月25日、宗像市内で志位和夫委員長を迎えた一問一答形式の「語り合うつどい」を開催しました。「赤旗」(11月26日付)によれば、全県から1200人を超える参加者が集まり、会場いっぱいになったとありますが、紙面に掲載された会場写真では、会場のサイド席はガラ空き状態です。

イスラエル・ハマス「戦争」、共産党は「テロ容認」政党なのか

共産党京都府委員会は11月23日、「志位和夫委員長と語るつどい」を京都市内で開催しました。そこで志位氏は「強く大きな党をつくり、日本の夜明けを京都から」と訴えています。

北朝鮮の軍事偵察衛星発射、これでも「リアルな危険はない」のか

11月21日夜10時43分、北朝鮮は「軍事偵察衛星」と称する弾道ミサイルを発射しました。沖縄本島と宮古島の間の上空を太平洋へ通過し、政府は沖縄県を対象に全国瞬時警報システム「Jアラート」を発令し、避難を呼び掛けました。

日本学術会議改革、まず共産党との関係を断つことだ

日本政府は11月9日、日本学術会議の在り方を話し合う有識者懇談会に、組織形態に関する基本的な考え方を提示しました。内容は、民間の法人に改組し、国から独立させる場合の論点整理案を示したものです。年内に有識者から提言を得た上で法案整備を目指す意向です。会員は定員210人の特別職の国家公務員であり、政府は人件費など年間およそ10億円を国の予算に計上しています。

「ジェンダー平等」政策、党創建以来の革命路線を捨てた結果だ

共産党の志位委員長は11月4日、東京都内で開催された新日本婦人の会(新婦人の会)第31回全国大会にビデオでのあいさつを寄せました。その中で「ジェンダー平等の日本へ力を合わせよう」と呼び掛け、「平和、暮らし、ジェンダー、全国の草の根から、女性の切実な願いを実現し、社会を前に進めてきた新婦人のみなさんに、心からの連帯のメッセージを送ります」と述べました。

李克強前首相の死去、「赤旗」報道は中国への「配慮」なのか

中国の李克強前首相が死去しました。68歳、若すぎる死です。李氏が首相・常務委員を退任してわずか7カ月。10月26日、上海のプールで遊泳中に心臓発作を起こし、翌27日未明に亡くなりました。日本のメディアは連日、大きく報道しています(11月1日現在)。しかし「しんぶん赤旗」の報道は「異常」と指摘せざるを得ないほど淡泊、無視ともいえる姿勢なのです。

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