文化

生き疲れただ寝る犬や夏の月

人間関係や仕事の煩わしさに気力をそがれ、生き疲れたとしか言いようがない気分になったとき。誰しも一度は感じたことのある、やり場のない鬱屈した思い。

【ドラえもん①】制作会社の解散により終了

『サザエさん』がテレビアニメ界の〝巨人〟なら、『ドラえもん』は子供たちの〝夢と希望の宝〟と言えるでしょう。原作は1969年に児童向け雑誌で連載がスタートしました。作者は藤子不二雄とありますが、これは藤本弘(のち藤子・F・不二雄)、安孫子素雄(のち藤子不二雄Ⓐ)の共同ペンネームです。

<22>情熱を焚きつける言葉

脳神経解剖学者として世界的な業績を残し、研究の道一筋に生きた京都大学16代目総長・平澤興先生。その知的好奇心は、あらゆる分野に及び、人間の在り方を生涯、探求し続けた。京都大学総長を退職した後も、京都市民病院院長、京都芸術短期大学学長を歴任。幸いなことに私は、平澤興先生の最晩年にご縁をいただいた。

【連載企画㊷】岩崎の死とその後 渋沢栄一と偉人達 ~令和日本への温故知新~

思わぬ形で、渋沢栄一と岩崎弥太郎の論争に決着がつき、政府勧告によって共同運輸と三菱汽船両社が合併する半年前の明治18(1885)年2月。岩崎は、波乱に満ちた生涯を閉じました。50歳でした。

葛原岡・大仏ハイキングコース 尾根から遠望する相模湾

山々が相模湾を囲むように鎌倉の街を取り巻いている。自然の豊かな街で谷戸が奥深く入っている。市街地の西側、南北に走る尾根をたどるのが葛原岡・大仏ハイキングコースだ。約3㌔。街は東側に広がっている。歩いてみると意外に小さな街だと分かる。

映画 『ミッション:インポッシブル /ファイナル・レコニング』

作品を重ねるごとに想像を超えたアクションを見せてくるトム・クルーズ(写真左)が、今回も海へ空へとアクションに挑んだ。俳優だけでなくプロデューサーとして初めて手掛けた1996年の1作目が公開されてから8作目にして、30年の集大成となるのが、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(全国公開中)だ。

【連載企画㊶】政府の仲裁で論争に幕 渋沢栄一と偉人達 ~令和日本への温故知新~

渋沢栄一と岩崎弥太郎が自身の経営理念をぶつけ合った「隅田川船中大論争」から2年後の明治13(1880)年。栄一は旧知の三井家大番頭・らと、東京風帆船会社を立ち上げました。このとき、栄一は表には出ず、陰でこの会社の設立に協力しました。

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