文化

激動の沖縄を生きた若者を描く 映画『宝島』

第2次世界大戦後、米軍によって統治された沖縄。1972年に日本に返還されるまで、車は右側通行、通貨はドル、本州へ行くにはパスポートが必要な時代があった。

<33>作家・僧侶 瀬戸内寂聴さん 一期一会の瞬間、懸命に愛せ

私の書棚の真ん中には、瀬戸内寂聴訳『源氏物語』全十巻が並んでいる。講談社創業90周年記念企画として出版され、とても煌びやかな装丁で美しい。しかも、一巻ごと、扉に寂聴さんの直筆サイン入りという、私の宝物だ。

七夕や犬も見あぐる天の川(301)

七夕は、天の川をはさんで、年に一度会う織姫と彦星の伝説に由来する。旧暦7月7日に行われる日本の伝統的な行事。

証城寺のタヌキ

「ぽんぽこぽんのぽん」のフレーズで、誰もが知っている童謡「しょうじょうじのたぬきばやし」。今回はその歌の元ネタになった伝説です。

『大人をお休みする日』

著者は高校3年の時に処女詩集『適切な世界の適切ならざる私』で中原中也賞を過去最年少18歳で受賞した詩人。NHKで放送された辞書編さん者・飯間浩明氏との対談が面白くて近著を読んだ。

≪9≫吉宗と意次の幕政改革 世界の時流をつかめ

蔦重が活躍した江戸時代中期は農業や産業が全国的に発達し、貨幣経済が進んだ時代である。しかし、生産力の向上は貧富の差を生み、特に農村では貧しい農民が村を離れる事態になっていた。

黒猫に生まれ満月感じたり(300)

猫は夜行性であることや、瞳孔が月の満ち欠けのように変化することから、月の動物とされてきた。

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