文化

パラスポーツ体験イベント開催ー東京・西新宿

「思ったより軽かった!」と、競技用の車いすから降りた少年が笑いながら感想を口にした。少年が体験乗車していたのは車いすラグビーや車いすバスケットなどで使用される、パラスポーツ専用のもの。一般的な車いすよりも動きは滑らかで、その場で回転もできるほどだ。

地域で顕彰、小学校の道徳教育にー真言宗の僧 観賢

弘法大師空海の生誕1250年の今年、大師号下賜に尽力した空海と同じ香川県生まれの僧・観賢が顕彰され、地元小学校では道徳教育に取り入れている。 空海は835年、62歳で亡くなるが、それは「入定」で、奥之院で瞑想しつつ諸国を巡り、衆生の救済に尽力しているという大師信仰が広まる。「大師」は朝廷が高僧に贈る尊称で、866年に清和天皇が最澄に宣下したのが最初。

第7回 月に帰らないかぐや姫

日本を代表する昔話の一つ「かぐや姫」のラストシーンといえば、月へと帰っていく場面が有名ですね。しかし今回紹介するのは、月へ帰らないかぐや姫の物語です。

映画『アステロイド・シティ』

コロナ期に生まれたSFコメディー 人々が豊かな日々を謳歌し、米国が最も輝いていたと言われていた1950年代。宇宙開拓への夢も広がり、誰もが不可能なことはない、と信じていた時代で、比較的米国国民が精神的に落ち着いていたともいわれる。時は1955年、米国南西部に位置する砂漠の街、アステロイド・シティ。総人口100人にも満たない小さな街は、隕石が落下してできた巨大なクレーターが最大の観光名所だ。

【おおきく振りかぶって】高校野球 ①

今年の夏の高校野球は、神奈川県代表の慶応高校(私立)(写真)が宮城県代表の仙台育英高校(私立)を破り、107年ぶりの優勝で幕を閉じました。 高校野球をテーマにした数多くの漫画アニメ作品で、主に主人公が通う高校は「昔は強豪、今は忘れられた伝統校」、新設校に入学、または自ら新チームを作り強豪校を倒すのが定番。強豪校に入ってレギュラーを獲得していくものもありますが、多くは強豪校を主人公らが倒していく展開です。

森林鉄道から日本一のゆずロードへ

中岡慎太郎が推奨したゆず栽培 JR高知駅から電車で1時間40分。土佐くろしお鉄道・田野駅で降りると、駅に併設した道の駅のにぎわいが待っていた。店頭に鮮やかな色の柑橘類が並ぶ。そして惣菜パックに貼られた「ゆず入り」のシールが目を引く。

ドキュメンタリー『ファッション・リイマジン』

「私のセーターは幸せな羊の毛でできているか」。ある英語の記事の見出しだ。今着ている服は、どこのどんな素材で、誰の手によって作られたか、そして作った人は幸せか。そこまで思いを馳せることは、まれかもしれない。本作はその答えを求め、大量消費のファッション業界に一石を投じた女性たちのドキュメンタリー。

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