文化

しろたへの鞠のごとくに竈猫(319)

 しろたへとは「白妙」のこと。こうぞなどの樹皮から取った繊維で織った白い布、それで作った衣服をいう。転じて白さそのもの、雪や雲や霞や月などの白いもの、衣類全般にかかる枕詞として使われる。

フランスのアニメ映画『マーズ・エクスプレス』

 日本のアニメに影響を受けたフランスのジェレミー・ペラン監督によるSFサスペンス。人間とロボットが共生する未来の世界を、緻密な線とビビッドな色使いで描く。  第76回カンヌ国際映画祭公式招待を皮切りに、アヌシー国際アニメーション映画祭2023長編コンペティション部門選出、アニメ界のアカデミー賞といわれる第52回アニー賞で長編インディペンデント作品賞ノミネートなど、世界のアニメ界をにぎわせた意欲作が、待望の日本公開となる。

『日本史を地学から読みなおす』

 日本史は自然災害に見舞われた歴史である。世界中を見渡しても、日本列島ほど地震や噴火、津波、台風などの被害を受けてきた地域は無い。本書は火山学・地球科学の専門家としての著者が、自然災害の視点から日本の歴史を捉え直した意欲作だ。

臆病なウサギ

 勘違いは誰にも起こりますが、時として周囲に大きな混乱を招きます。今回紹介する寓話も非常に教訓的な内容です。

軍事作品 ①国防を描いたかわぐちかいじ

 日本には政治・経済・外交を扱う硬派な漫画・アニメ作品があります。経済で言えば、漫画家・弘兼憲史による東芝がモデルとされる「島耕作シリーズ」が挙げられるでしょう。

ジョニー・デップ監督作『モディリアーニ!』

「おさげ髪の少女」や「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」など独特の画風で知られる近代芸術家・アメデオ・モディリアーニ。わずか35年という彼の短い生涯のうち、ある激動の3日間に焦点を当てた映画『モディリアーニ!』が1月16日からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開される。 メガホンを取ったのは、言わずと知れたハリウッド俳優のジョニー・デップ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど数々の名作で名高いデップの30年ぶりの監督復帰作だ。戦火で荒廃したパリの街を舞台に、“モディ”ことモディリアーニの型破りな人生と、デップ監督の感性がうまく融合し、芸術を突き詰めた男同士の独自の世界観を生み出している。

<49>元セゾングループ代表、作家、詩人・辻井喬さん 言葉の世界に足跡を残した人

堤清二さんこと辻井喬(たかし)さんは、1980年代まで事業家、文化人として華々しい活躍をされた。私は20代の頃、「西武王国」といわれた渋谷の西武百貨店やパルコが立ち並ぶ公園通りが通勤路だった。「おいしい生活」など西武百貨店のキャッチコピーに誘われ、私はデザインや出版文化の世界で働いた。

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